【再利用・売却前】OS入りSSD/HDDを初期化・完全消去する方法

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【再利用・売却前】OS入りSSD/HDDを初期化・完全消去する方法

「使っていたパソコンを譲渡・売却したい」

「以前使っていたパソコンのSSD/HDDを再利用したい」

こんな時は初期化をする必要がありますが、単純なフォーマットではデータを完全に消すことができません。

この記事では、OSが入っていたSSDやHDDをまっさらな状態に戻すための、最も確実な手順を解説します。

目次

OSが入っていたSSD/HDDを初期化・完全消去する方法

まず作業前の注意点として、データのバックアップを確認しておきましょう。フォーマットをすると、すべてのデータが復元できなくなってしまいます。

事前に準備しておくもの

OSが入っていたSSD/HDDを初期化・完全消去するためには、事前に準備しておきたいものがあります。

以前使っていたPCやこれから使うPCなど、ほかに使えるパソコンがある場合と、ない場合で準備するものが異なります。

ドライバー

パソコン本体からSSD/HDDを取り出す際にドライバーを使います。

ご自宅にあるものや100均で売っているドライバーセットで問題ありませんが、M.2タイプのSSDを取り出す際には#0~#1サイズの小さなドライバーが必要になります。

ほかのパソコンが使える場合に必要なもの

ほかのパソコンが使える場合は、消去したいドライブを本体から取り出し、他のパソコンに外付けドライブとして接続する方法が確実です。

そのため、内蔵SSD/HDDを外付けドライブとして使うためのケースを準備します。

Amazonなどで「SSD(HDD) 外付け用ケース」等で検索すると見つかるでしょう。

  • M.2タイプのSSDケース
  • 2.5インチSATAタイプのSSD/HDDケース
  • 3.5インチSATAタイプのHDDケース

ほかに使えるパソコンがない場合に必要なもの

パソコンが1台だけで、ほかに使えるものがない場合は、OS起動のできる「回復ドライブ」USBメモリを作成します。

回復ドライブ用には最低限16GB以上の空き領域が必要で、できれば新規に32GB容量のUSBメモリを用意しておくといいでしょう。

OSが入っていたSSD/HDDの初期化手順

それでは実際に、OSが入っていたSSD/HDDを初期化していきましょう。

ほかのパソコンが使える場合

ほかのパソコンが使える場合の初期化手順を解説します。

STEP
SSD/HDDを本体から取り出す

初期化するSSD/HDDをパソコン本体から取り出します。

取り出すためにはパソコン本体を開ける必要がありますが、ほとんどの場合ドライバーがあれば作業可能です。

パソコンメーカー各社はWebサイトや動画で作業工程を公開していることも多いので、「機種名 SSD 交換」等で検索してみてください。

STEP
SSD/HDDをケースに入れて他のPCにUSB接続する

取り出したSSD/HDDを、先ほどご紹介したようなケースに入れて、外付けドライブとしてUSB接続します。

接続先のPCは電源が入ったままでOKです。

万が一に備え、接続先PCのデータをバックアップしておきましょう。

STEP
「ディスクの管理」でディスク番号を確認

メニューバーのWindowsアイコンを右クリックし「ディスクの管理」を立ち上げます。

消去したいメディアが接続されているのを確認して、ディスク番号(この場合は「ディスク1」)をメモっておきます。

ディスク番号は間違えないよう要注意です。よくわからない場合は一度外して再接続してみましょう。

STEP
「コマンドプロンプト」を立ち上げる

メニューバーの検索窓に「cmd」と入力し、出てきた候補の中から「コマンドプロンプト」を選択し立ち上げます。

STEP
「diskpart」ツールを起動
「diskpart」と入力
「diskpart」ツールが起動

「コマンドプロンプト」画面で「diskpart」と入力しenterキーを押します。

「diskpart」ツールが起動し、新たなウィンドウが表示されます。

STEP
ディスク一覧を表示
list disk」と入力
ディスク一覧が表示されます

list disk」と入力し、接続されているディスクの一覧を表示させます。

先ほどメモしたディスク番号が表示されているのを確認します。

STEP
消去するディスクを指定
消去対象のディスクを指定します

select disk X(Xは消去したいディスクの番号)」と入力します。

ディスク番号は絶対に間違えないよう注意しましょう。

STEP
ディスクを消去
「clean」で即時に完全消去

「clean」と入力しすると、パーテーション情報を含めたデータが完全消去されます。

さらに強力に消去したい場合は 「clean all」で全てのセクタをゼロで上書きできますが、数時間かかる場合もあります。

STEP
「ディスクの管理」で再度確認

再びメニューバーのWindowsアイコンを右クリックし「ディスクの管理」を立ち上げ、消去されているのを確認します。

ポップアップメニューで、ディスクがフォーマットされていない旨が表示されますが問題ありません。

その場でフォーマットする必要がなければそのまま終了します。

ほかに使えるパソコンがない場合

使っていたパソコンを他人に譲渡・売却する場合のような、ほかのパソコンを使わずにOS入りのSSD/HDDを完全消去する手順を解説します。

STEP
回復ドライブを作成する

32GB以上のUSBメモリを用意して、回復ドライブを作成します。

回復ドライブの作成方法は、Microsoftや各メーカー公式ページにありますのでご参照ください。

回復ドライブ|Microsoft

STEP
回復ドライブからPCを起動する
言語選択画面で「Shift+F10」
コマンドプロンプト画面で「diskpart」と入力

回復ドライブをパソコンのUSBスロットに挿入し、電源を入れます。

起動画面が現れる前に所定のキー(NEC/Lenovo/Dell:F12、HP:F9 or esc、その他のメーカー:F2, F8, F10など)を連打し、ブートメニューを呼び出します。

「言語選択画面」が出たら「Shift+F10」を押します。

コマンドプロンプトが開いたら「diskpart」と入力します。

STEP
「diskpart」で初期化する
「diskpart」ツールが起動

「diskpart」ツールが起動したら、「ほかのパソコンが使える場合」のSTEP 6以降の手順に従い、SSD/HDDを初期化します。

ちゅーぱそ

これで初期化作業は完了です

OSが入ったドライブを消去するのは、かなり緊張する作業かと思いますが、正しい手順を踏めば大丈夫です。

作業前には必ず、対象のドライブ番号が合っているかダブルチェックしましょう。

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この記事を書いた人

中古パソコン専門サイト「ちゅーぱそ!」管理人。
仕事でMac、自宅でWindowsを使う二刀流PCユーザー。
本業はクリエイティブディレクター。IT・通信関連企業の販促企画・制作ディレクションに従事しています。
MCPC「スマートフォン・ケータイアドバイザー」認定。スマホ料金サイト「めるまえ通信」運営中。
東京・秋葉原のジャンクショップ巡りが最近の趣味。

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