みなさんは「パソコン有償譲渡会」ってご存じでしょうか?
「パソコン有償譲渡会」とは、地域の公民館や特設会場で定期的に開催される、JEMTC(日本電子機器補修協会)が主催する中古パソコン販売(有償譲渡)イベント。
「格安でパソコンが手に入る」とシニア層を中心に人気ですが、ネットで調べると「やばい」「怪しい」といったネガティブな評判を目にすることも多く、不安になっている方も多いのではないでしょうか。
かつての譲渡会は、パソコンの詳しいスペック(世代など)が明記されておらず、「とてもおすすめできない」というのが正直なところでした。
現在は改善されて透明性は上がったものの、結論から言うと、今でもあまりおすすめ度は高くありません。
この記事では、現在のJEMTC「パソコン有償譲渡会」の現状と、なぜ今でもおすすめできないのか、その理由を中古パソコン専門サイトの視点から分かりやすく解説します。
- 「パソコン有償譲渡会」について知りたい
- 「闇」とか「やばい」とかって聞くけど何が闇なの?
- 有償なのに譲渡ってどういうこと?
- 「パソコン有償譲渡会」はどこが主催しているの?
ちゅーぱそこんな方はぜひお読みくださいね
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「パソコン有償譲渡会」って何?


冒頭でも紹介しましたが、「パソコン有償譲渡会」とは、地域の公民館や特設会場で定期的に開催される中古パソコン販売(有償譲渡)イベントです。
- 全国各地の市民文化会館・商工会議所の施設を利用して巡回開催を実施
- 大企業や官公庁においてリースで使用されてきた機器を、リース期間満了後にデータ消去・初期化の上、新たな認証OS等必要なソフトをインストールし、機器希望の方に有償にて譲渡
- 限られた資源の有効活用、温室効果ガス(CO2)削減を目的としている
企業や官公庁から払い下げられたパソコンを整備して再販している事業で、全国各地の公共施設を利用して、中古パソコンを希望者に有償にて譲渡しています。
上記の目的に書かれている通り、確かに中古パソコンは限られた資源の有効活用に役立ちますし、間接的に温室効果ガス削減に寄与しているという主張にも納得感はあります。
「パソコン有償譲渡会」を主宰するJEMTC(ジェムテク)って?


「パソコン有償譲渡会」を主宰するのは、一般社団法人 日本電子機器補修協会。JEMTC(ジェムテク)という略称で呼ばれている団体です。
| 協会正式名称 英字表記 略称 | 一般社団法人 日本電子機器補修協会 JAPAN ELECTRONIC MACHINE REPAIR TECHNOLOGY CORPORATIONJEMTC ジェムテク |
|---|---|
| 役員 法務顧問 税務会計顧問 | 主席理事 島村 洋一 名古屋第一法律事務所 亀澤会計事務所 真鍋税理士事務所 池田税理士事務所 |
| 協会所在地 本部統括部門 | 愛知県名古屋市東区白壁3丁目2番1号 愛知県名古屋市東区白壁3丁目12番13号 中部産業連盟ビル新館8階 |
| 生産管理センター 技術補修センター データ消去センター | 愛知県名古屋市昭和区鶴舞2丁目17-17 鶴舞ベルビル2F 愛知県名古屋市東区白壁3丁目12番13号 中部産業連盟ビル新館4階 愛知県名古屋市東区白壁3丁目12番13号 中部産業連盟ビル新館4階 |
| 機器再生統括部門 | 愛知県名古屋市昭和区鶴舞2丁目17-17 鶴舞ベルビル2F |
| 監督官庁の認可番号 | 愛知県公安委員会 古物許可番号541021602900号 |
| 一般総合窓口 | TEL:052-936-8887 年末年始のぞく 10時〜17時まで |
| 技術補修センター | TEL:052-325-7412 平日10時〜18時まで |
| 加盟団体・資格取得等 | 東京商工会議所・名古屋商工会議所・大阪商工会議所・福岡商工会議所会員 プライバシーマーク取得事業所認可番号19001097(04) |
愛知県公安委員会より古物商の許可認定も受けており、プライバシーマークも取得しています。
ここには記載ありませんが、ISO 9001(品質)/14001(環境)/27001(情報セキュリティ)の認証も受けています。
事業テーマとして掲げられているのは「人と地球をみらいへ活かす」。
具体的に以下の4つの事業を展開しているようです。
- 再生電子機器の活用を広く社会に普及推進することで、良好な地球環境を次世代に活かします。
- 個人・団体の情報セキュリティーを守るための技術開発と労務提供を行います。
- 通信端末の新しい活用に向けた技術開発・普及を行います。
- 災害・貧困・障がい等をケアする慈善団体へ、情報通信端末の整備支援を行います。



ここまでは特に闇深いものは感じないね



うん、普通にちゃんとしてそう
パソコン譲渡会の「闇」って何?


ではなぜ、JEMTCのパソコン有償譲渡会が「闇」とか「やばい」とか、不名誉な評判を得ているのでしょうか?
その発端となり、「パソコン譲渡会の闇」というワードが話題になったのは、過去の一本の動画でした。
2024年9月、パソコン修理を中心とした情報発信を行っているYouTube配信者さんが、自宅にポスティングされていた「パソコン有償譲渡会」のチラシを見て興味を持ったことから、実際に譲渡会場に足を運び、その様子をレポートされました。
この動画はわずか数日で30万回以上の再生数を記録するほどの大ヒットとなったのですが、後日投稿主さんご自身から「この動画を削除する」との発表があり、後日、当該動画及び削除のお知らせをした動画も非公開となりました。
このような経緯から「圧力がかかったのではないか」「かえって闇があることが証明されたのでは」などの憶測が飛び交い、ネット上ではちょっとした騒ぎになってしまいました。
当時の当サイトが「おすすめしない」と評価した理由


- OS・・・Windows11 Home
- CPU・・・intel Cerelon
- メモリ・・・4GB
- 容量・・・SSD120GB
- 画面サイズ15.6型 機器2年間保証
- 一台 26,000円(税込28,600円)
この動画騒動を経て、当サイトでもJEMTC公式サイトの公開情報をもとに考察を行いましたが、公式サイト上に公開されている商品スペックを見る限り、上の例のようにCPUの世代表記が一切記載されていないという状況でした。
CPU世代とは中古車でいうところの年式、中古住宅でいうところの築年数に相当する大切な情報。
これが明記されていないということが「明記できないほど古いパソコンなのではないか?」といった憶測を招き、悪評が広まるきっかけともなってしまったようです。
特に2025年は、Windows 10のサポートが終了となったということもあり「動作要件を満たしていない古いパソコンに無理やりWindows 11をインストールして販売しているのではないか」といった疑惑がついて回ったのは事実です。
これらの評判は憶測が混じったものではありましたが、当サイトとしては「必要な情報が載っていない→判断ができない→おすすめしない」というような評価をさせていただいていました。
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2026年現在の「パソコン有償譲渡会」はどうなっているの?


かつては「世代表記のないCPU搭載PC」の販売を理由に、当サイトとしては「おすすめできない」という評価をせざるを得なかったJEMTCのパソコン有償譲渡会。
しかし2026年の現在ではどうなのでしょうか?
そこで、2026年現在のJEMTC通販サイトに掲載されているパソコンを調べてみることにします。
通販サイトの商品なので、実際に有償譲渡会に出品されているものとは仕様が異なる可能性はありますが、一定の判断基準にはなるはずです。
【評価点 ①】世代表記が追加され透明性が増した


- OS Windows11
- CPU Cerelon 第7世代
- メモリ 4GB
- 容量 SSD120GB
- 画面サイズ15.6型
- 機器3年間保証
- 税込 28,600円
以前のJEMTCの譲渡会やネットショップでは、CPUの「世代(何年前に作られたか)」が明記されておらず、パソコンに詳しくない初心者には中身が全くわからない状態でした。
これが「古いパソコンを高く売りつけているのでは?」と怪しまれる大きな原因になっていたのです。
しかし、現在のJEMTC(JEMTCネットショップ)を確認すると、一応「第7世代 Core i5」「第7世代 Celeron」といった世代表記がされるようになっています。
以前に比べると「何の商品を買うのか」が事前に分かるようになったため、透明性が上がり、怪しさは大幅に減ったと言えます。
これならしっかりと「評価」ができますね(くわしくは後ほど)
【評価点 ②】3年間の機器動作保証


JEMTCで販売(有償譲渡)されるすべてのパソコンには、3年間の機器動作保証が付与されています。
以前の保証期間は2年間だったので、1年延長されたことになり、これも改善点のひとつといえます。
突っ込みどころは多々ありますけどね
【評価点 ③】10日間のクーリングオフ期間
JEMTCのパソコン有償譲渡会で譲渡されたパソコンには、10日間のクーリングオフが適用されます。
会場から持ち帰った日を起算日として10日以内なら、理由を問わず返品が可能です。
クーリングオフを希望する際は返品受付窓口に事前連絡が必要。受付時間は平日9時~17時となっています。
通販サイトで購入した商品についてはクーリングオフの適用外となる可能性もあります。
【評価点 ④】怪しい非正規Officeではなく「WPS Office」付属
「有償譲渡会って怪しいソフトが入ってるんじゃ…」と心配する方もいるかもしれませんが、ここも評価できるポイントです。
Amazonやフリマアプリなどで売られている怪しい格安中古PCの中には、非正規のMicrosoft Office(規約違反のボリュームライセンスの使い回しなど)がインストールされており、後から突然使えなくなるトラブルが多発しています。
その点、JEMTCのパソコンには、互換ソフトである「WPS Office(キングソフト社製)」が付属しています。
これは本家Microsoft Officeと非常に高い互換性を持つ定番のソフトで、もちろんライセンスも正規のものです。
「後から使えなくなったらどうしよう」「違法なソフトだったら怖い」という心配は一切不要なため、この安全性の高さは素直に評価できるポイントです。



これってけっこう安心できるんじゃない?



たしかに透明性はかなり増したね
「ちゃんと評価できる対象になった」という点は良きですね
【再検証】それでもおすすめ度が低い理由


従来の課題であったCPUの世代表記が明記され、3年保証やクーリングオフといった消費者への配慮も評価できるJEMTCのパソコンですが、再検証の結果、当サイトが出した結論は「それでもやはりおすすめ度は低い」というものです。
その理由、詳しく解説していきます。
【理由 ①】Windows 11の動作要件を満たしていないモデルがある
| Celeron 第7世代 28,600円 | × Windows 11の動作要件を満たしていない × CPUの性能が低すぎて使い物にならない |
|---|---|
| Celeron 第8世代 34,650円 | 〇 Windows 11の動作要件は満たしている × CPUの性能が低すぎて使い物にならない |
| Core i3 第7世代 31,350円 | × Windows 11の動作要件を満たしていない △ CPUの性能は低め |
| Core i3 第8世代 41,800円 | 〇 Windows 11の動作要件は満たしている △ CPUの性能は低め |
| Core i5 第7世代 61,600円 | × Windows 11の動作要件を満たしていない 〇 メモリ16GB搭載 × 価格が高い |
| Core i5 第8世代 60,500円 | 〇 Windows 11の動作要件は満たしている ×価格が高い |
上の表はJEMTC通販サイトに掲載されていた主な商品の仕様ですが、これを見る限りいくつかの問題が散見されます。
この商品ラインナップを確認すると、第7世代のインテルCPUを搭載したモデルが多く見受けられます。
Windows 11の動作要件はインテルの場合第8世代以降のCPU。実は第7世代以前のCPUはその要件を満たしていません。
要件を満たしていないPCにWindows 11をインストールすること自体は、外部ツールを使えば比較的簡単に可能ですが、年次で行われるOSのアップデートに対応できません。
そのため、年次アップデートのたびに外部ツールを使う必要があることから、こういった非対応モデルにWindows 11をインストールするような行為は、知識のあるユーザーが自己責任の範囲で行うべきものであり「業者がユーザーに対し申告なしに行っていい類のものではない」というのが当サイトの考えです。
現在のJEMTCは以前のようにCPUの世代表記を隠して販売するということはなくなったようですが、これは奇しくも、以前噂となっていた「動作要件を満たしていない古いパソコンに無理やりWindows 11をインストールして販売しているのではないか?」という疑惑を裏付ける結果となってしまいました。
購入する際は、必ず第8世代以降のCPU搭載モデルを選ぶようにしましょう。
【理由 ②】低スペックモデルが多い
JEMTCで譲渡されるパソコンがおすすめしづらい理由のふたつめは「低スペックモデルが多い」からです。
当サイトでは、Windows 11が快適に動くCPUの基準として「第8世代Core i5」をおすすめしています。
その根拠となるのが上のグラフ。これはJEMTCで販売されているノートPCのCPU性能を「Passmark」という公開ベンチマークスコアで比較したものです。
「Passmark」とは、CPU性能を測る「ものさし」として世界中で信頼されている数値で、このスコアが高ければ高いほど高性能となりますが、一般の個人用・事務用パソコンの場合、およそ5,000〜15,000程度がひとつの目安となると言われています。



あれ?5000以下のモデルが多い??
そうなんです。性能的にはけっこう厳しめですね
残念ながらJEMTCで販売されているパソコンには、CeleronというCPUが搭載されているものが多いのですが、Celeronは軽作業用の安価な CPUなので、新品として販売されていた当時でも最低限の性能しか有していませんでした。
Windows 11時代である現在はOS自体もソフト重くなってきており、Webサイトも動画や AIに対応するために高いスペックを要求してきます。
旧世代のCelerinやCore i3といった低スペックCPUでは、快適な動作は難しいというのが現実です。
【理由 ③】実は価格はけっこう高め
JEMTCのパソコンでWindows 11の動作条件を満たし、快適な動作を期待するなら、必要な予算は6万円以上となってしまいます。
これはかなり高い価格設定と言わざるをえません。
当サイトでご紹介している中古パソコンショップと比較した場合、第8世代Core i5搭載モデルは3万円以内で選ぶことが可能です。
ただし、実際に商品を見て比較でき、3年の長期保証付きで、商品の説明をその場で受けられるというメリットは、ネット通販にはない譲渡会の魅力であることは確か。
いくら高いとはいえ、その価格で買ってくれるお客様がいるのであればそこで商売は成立するわけです。外野がどうこう言う筋合いはありません。
しかし、あえて情報としてお知らせしておくならば、当サイト管理人が中古パソコン専門店「Qualit」で購入した第11世代Core i5搭載ノートは41,800円。クーポンで10%OFFになって支払金額は37,620円でしたとご報告しておきます。


【理由 ④】「3年保証」に隠された盲点
JEMTCのパソコンには、3年間の修理保証が用意されています。
このため「万が一のときも安心」と思うかもしれませんが、ここに大きな盲点があります。
譲渡会で販売されているパソコンは、もともとWindows 11の動作条件を満たしていない低スペックのモデルが多いという理由から、年次のWindows大型アップデートに対応していない(うまく適用できない)ことが十分考えられます。
その際は、3年保証を適用して修理・アップデート対応してもらうことは可能ですが、もしアップデートの失敗や不具合が起きるたびに、3年保証を使って直してもらうということになると、「その都度パソコンを梱包し、JEMTCへ郵送する」という大変な手間が発生します。
郵送している期間はパソコンが手元からなくなりますし、不慣れな人にとって何度も荷物を送る作業は苦痛でしかありません。「保証があるから初心者でも安心」とは言いにくいのが実態です。



なんか結構いろいろあるのね…



これらのことを分かった上で購入するのであればいいんだけどね
やはりちょっと「おすすめしづらい」ですね
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「パソコン有償譲渡会」やJEMTCへの疑問


JEMTCのホームページには「よくあるご質問」のページが常設されていますが、なぜかメニューからたどりつくことができません。
そこでいくつかの疑問に対する回答をピックアップしてご紹介します。
なお、内容については一切の編集を行わず原文のまま掲載します。全文は下記のリンクをご確認ください。
JEMTCのよくある質問への回答
- 何年前のパソコンですか?
-
企業・官公庁向けのリースで3年から6年程度使用されたパソコンです。
- スペックはどのくらいですか?
-
初心者向けの入門機として最適なメモリ2GB、HDD160GBの26000円機種から、パソコン慣れした方向けの高規格機種は38,000円、SSDやハード容量の大きい機種は50,000円台までご用意があります。
- ウインドウズ7はありますか?
-
2020年の更新サポート終了に伴い有償譲渡会ではご用意をしておりません。
- 返品はできますか?
-
機器お持ち帰り後10日間が返品可能期間です。詳細はクーリングオフへの弊社方針をご覧ください。
- 有償譲渡されるパソコンの値段決定は何を基準にしていますか
-
リースアップ後の機器の入札価格をもとに、機器の再生に要するコストと弊協会が提供するアフターサポートのコストを付加しております。これらは機器をお持ち帰り頂いたユーザー様に「安心」を提供するためのコストです。
- 機器有償資譲渡と書いてあるが、販売ではないのですか?
-
幣協会は一般社団法人であり、株主が存在しないため株主への利益蓄積を目的にしている株式会社ではありません。また活動により発生した収益は社会助成に有効活用されています。
会場で皆様にお持ち帰り頂く再生パソコンには、ウインドウズ10のosや筆まめ、オフィスソフト、初心者向けのパソコンレッスンビデオ、多彩な脳活ゲーム他が付属しています。これらのソフトは家電量販店などの店頭で販売されているものではなく、社会事業として再生パソコン用に各メーカー特別仕様でご用意してもらっています。その機器を一般の皆様に有効活用頂いているので「販売」ではなく「有償譲渡」という位置づけで開催しております。
販売ではなく「有償譲渡」の理由
JEMTCがパソコンを販売ではなく「譲渡」という理由については、下記のような説明をしています。
- 一般社団法人で株主への利益蓄積を目的にしていないため
- 活動による収益は社会助成に有効活用されている
- 家電量販店で販売されているパソコンにはないさまざまなソフトや脳活ゲームが付属した特別仕様
- その機器を一般の皆様に有効活用いただいているため



…よくわかんない
それでは上記で説明されていないことも含め少し解説します。
まず、一般社団法人であっても事業活動は可能ですが、それによって生じた利益は一般の企業のように株主へ分配すること(これを営利といいます)ができません。
しかし収益を得ること自体が禁じられているわけではなく、営利を目的としない、違法・無効な目的でない、目的が明確に定められている場合においては、その範囲で収益を得ることが可能です。
そこで得た収益は、次年度の活動への繰り越しや役員報酬に充当できます。
また「物品販売」は税法上の収益事業に該当するため課税対象となりますが、寄付や会費のような形で徴収したものについては非課税となります。
譲渡会での収益が課税対象になるかどうかについては不明ですが、仮に課税対象であるならわざわざ「譲渡」などという回りくどい表現にする理由がわかりませんし、非課税になるなら消費税を徴収している意味もよくわかりません。
ただ、「パソコン有償譲渡会」においては、販売行為を行わない非営利の活動とすることで、公共施設を利用しやすいというメリットもありそうです。
税制上や公共施設利用の点において、何かしら有利なことがあるので「有償譲渡」という表現にしているのかもしれません。



なんか裏にありそうだけどわからないというのが正直なところ
譲渡価格は適正なのか
JEMTCで譲渡対象となっているパソコンの価格は適正なのでしょうか?
ホームページには譲渡価格の裏付けとして以下のようなコストがかかっていると説明しています。
現在において再生パソコンを知っている一般消費者はまだ非常に少なく、流通規模も小さい環境です。
弊協会は再生パソコンに接する機会のない多くの皆様に向け毎週、新聞折込150万部、郵便局に依頼するタウンメール50万通、テレビ、ラジオ局への協力要請によるCM活動で週2500万円規模の予算を投入し、再生パソコンの良さを知って頂き機器をお使いになる方が増えることでCO2削減・地球温暖化防止につながることを目的に活動しております。
週2500万円ということは年間12億円以上。広告費としては大手企業並みの金額です。
パソコン譲渡による収益は、他の一般社団法人としての活動費にも当然充当されていると思いますが、広告費には相当の予算がつぎ込まれ、それはパソコンの譲渡価格にそっくり反映されていると考えていいでしょう。
また、こういった広告宣伝費がどのような企業に流れているのかもちょっと気になるところではあります。
価格が適正かどうかはそれぞれの判断にゆだねます
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有償譲渡会以外におすすめの購入先はないの?


JEMTCのよくあるご質問ページには「インターネットで売られているパソコンとの違いは?」と称して次のようにコメントされています。
弊協会にて有償譲渡する機器と、インターネット通販で販売されている機器には価格差の隔たりがあります。パソコンに詳しくなんでもご自身で解決できる方は弊協会のPCではなく、インターネット通販をお選びになることも選択肢の一つです。購入を検討されるユーザー様がそれぞれの特徴を検討し、必要な機器をお選び頂ければ何よりです。



あれ?価格が高いって自分で認めた?
JEMTC自らが「インターネット通販をお選びになることもひとつの選択肢」と明言しているので、おことばに甘えてJEMTCの有償譲渡会以外の選択肢として、当サイトおすすめの中古パソコン専門店を3つご紹介します。



中古パソコン選びはのコツは、結局購入先選びなんだよ


PC WRAP|7日間返品可!業界最長の3年保証


PC WRAPの概要
業界最長3年間保証!安心で選ぶならここ!
- 中古パソコン販売歴25年以上の老舗
- 業界最長の3年保証
- 7日以内なら自己都合の返品可
- 全商品にWPSOffice2を無料で付属
- かんたん評価
| コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
| 最安級 | ランク明確 | 3年保証 返品可 | 9,999円以上無料 | 1998年開店 |
- 取扱商品(品揃え)
| Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
| 在庫豊富 | 常時在庫 | 取扱なし | 在庫あり | 多少あり |
\業界最長3年保証!販売歴25年!/






Qualit|大手リース会社直営/ワンランク上の商品品質


Qualitの概要
大手運営の安心感/ワンランク上の品質管理が魅力
- 大手通信商社「横河レンタ・リース」が直接運営する中古パソコンショップ
- レンタル用に自社購入した中古PCを販売するため調達コストゼロ。安価で販売可能
- 毎日大量入荷する中古PCからいいものだけを厳選して販売
- 他社よりワンランク上の厳格な品質基準
- かんたん評価
| コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
| 安価 | 厳選商品 | 1年間 | 1万円以上無料 | 大手商社運営 |
- 取扱商品(品揃え)
| Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
| 在庫豊富 | 常時在庫 | 取扱なし | 実はおすすめ | 取扱なし |
\業界基準を超えた厳格な品質管理!/










Be-Stock|30日以内なら自己都合でも交換可能


Be-Stockの概要
法人モデル中心でThinkPadに強い!
- メモリ増設などのカスタマイズ対応
- バッテリー残量明記あり
- 1年間の長期保証
- 30日間以内なら自己都合でも他の製品に交換可
- ThinkPadの専門店も運営
- かんたん評価
| コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
| 最安級 | バッテリー 残量明記 | 1年間 30日交換可 | 1,100円 | 30年の歴史 |
- 取扱商品(品揃え)
| Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
| 在庫豊富 | 常時在庫 | 多少あり | 在庫なし | 常時在庫 |
\1年保証!きめ細かな購入サポート!/




まとめ|結局JEMTCのパソコン有償譲渡会ってどうなの?


一般社団法人 日本電子機器補修協会(JEMTC)の主催する「パソコン有償譲渡会の闇」について解説しました。
- 「パソコン有償譲渡会」を主催するのは一般社団法人 日本電子機器補修協会(JEMTC)
- 地域の公共施設を使って全国を巡回
- 集客は新聞折り込み、ポスティング、ラジオCM等、年間12億円以上の広告費
- CPUの世代表記など、以前に比べて透明性は格段に向上
- しかしスペックの割に価格が高くおすすめ度は依然低い
課題であったCPU世代表記の問題も改善され、以前に比べて格段に透明性が増しましたが、古くて製右脳の低いパソコンが多く、しかも価格も高いため、依然としておすすめ度は低いという結果となりました。
ご利用はみなさんの判断にゆだねますが、当サイトとしては「パソコン有償譲渡会」を利用するのは積極的にはおすすめしません。
ほかに選択肢はたくさんあります。
もしみなさんの周りで「パソコン有償譲渡会」を検討されている方がいらっしゃったら、当サイトの記事も参照いただき「選択肢はほかにもある」と教えていただければと思います。
この記事がみなさんの中古パソコン選びの参考になれば幸いです。
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