ゲーミングノートPCをご検討中ですか?
ゲーミングパソコンというと、派手なイルミネーションをまとった大型のデスクトップタイプを思い浮かべるかもしれません。
しかし近年は、見た目は普通のノートパソコンでありながら高性能なグラフィック性能を備えた「ゲーミングノートPC」が各メーカーから発売され、その手軽さを理由にとても注目されています。
またその一方、ゲーミングノートPCについては「やめとけ」「コスパが悪い」といった意見もネットでは散見されるため「大丈夫なのだろうか」「やめたほうがいいのか」と不安に思う方も多いかもしれません。
この記事では、そんな悩める「ゲーミングノートPC購入予備軍」の皆さんのために、ゲーミングノートPCの特徴、メリット・デメリット、選び方のポイントまでていねいに解説。
さらには中古パソコン専門サイトならではの視点で「中古ゲーミングノートPC」についてもご紹介します。
- ゲーミングノートPCを検討している
- ゲーミングPCがおすすめできない理由が知りたい
- それでもゲーミングノートが注目されるのはなぜ?
- ゲーミングノートPCの予算感が知りたい
こんな方はぜひお読みくださいね
この記事ではゲーミングノートPCについて解説しています。
デスクトップタイプのゲーミングPCについては別の記事で詳しく解説しているのでご参照ください。
ゲーミングノートPCは「やめとけ」と言われる理由
パソコンには大きく分けてデスクトップパソコンとノートパソコンの2種類にわかれますが、一般的に人気なのはノートパソコンです。
しかし、ゲームが快適にプレイできる高性能のゲーミングPCの分野では、評判がいいのはデスクトップタイプで、ゲーミングノートPCについては「やめとけ」「後悔する」といったネガティブな意見が見受けられます。
このギャップは一体どういうことなのでしょうか?
この記事では最初に、ゲーミングノートPCが「やめとけ」と言われる理由、デメリットについて考えてみます。
デメリット①|CPUやGPUの性能が低い
ゲーミングノートPCが「やめとけ」と言われる一番の理由は、デスクトップとの性能差が大きいことです。
パソコンの頭脳にあたるCPUには、インテルCore i7やCore i9といった高性能なチップが採用されていますが、デスクトップ用とノートブック用では性能が異なります。
また3D CGの描画に大きく貢献するゲーミングPCパーツの要「グラフィックボード(GPU)」についてもそれは同様。下のグラフは最新のNVIDIA製グラフィックボードの性能を比較したものですが、「RTX4090」という同じ型番でもデスクトップ用とノートブック用では2〜3割近くの性能差が確認できます。
また、ノートブック用のRTX4090を基準に比較すると、デスクトップ用ではRTX4070や3080Tiといった型番と同程度の性能だということがわかります。
ノートブック用の最高スペックのGPUでも、デスクトップ用のミドルハイレベル程度。
この性能差が、知識の豊富なユーザーからゲーミングノートPCが敬遠される大きな理由になっています。
デスクトップとノートの性能差はハイエンドモデルほど大きくなる傾向があり、逆に言うとエントリーからミドルクラスで比較した場合はその差も小さくなってきています。
デメリット②|デスクトップと比べてコスパが悪い
ゲーミングPCにおいて、デスクトップとノートの性能差はそのまま価格にも影響します。
同程度の予算で考えた場合はデスクトップの方が高いスペックを選べて、同程度のスペックで考えた場合はデスクトップよりノートの方が高価です。
下記の表はGPUベンチマーク値の近い、RTX4090 Laptop搭載ノートとRTX4070搭載デスクトップの価格を同メーカーで比較したものです。GPU以外のスペックはできるだけ揃えた構成を選んでいます。
Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 | Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 |
Core i9-14900HX | Core i9-14900F |
Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
GeForce RTX 4090 Laptop(16GB) (Passmarkスコア:27,835) | GeForce RTX 4070 SUPER(12GB) (Passmarkスコア:29,975) |
メモリ:32GB ストレージ:1TB SSD | メモリ:32GB ストレージ:1TB SSD |
469,260円(税込) | 326,700円(税込) |
デメリット③|キーボードやマウスの操作性が劣る
パソコンでゲームをプレイする場合にはゲーム専用のゲーミングキーボードやゲーミングマウスがよく使われています。
瞬時に正確な操作が必要なゲームの世界では、操作感の善し悪しがゲームの勝敗に直結するため、多くのプレイヤーが自分のお気に入りのキーボードやマウスを使っています。
そういった人たちにとってゲーミングノートPCのキーボードタッチは慣れない、気に入らない、と感じることも多いようです。
またゲーム中はマウスを使うのでノートパソコンのトラックパッドは不要。
ゲーマーにとってゲーミングノートのキーボードやトラックパッドは「要らないもの」と考えられています。
デメリット④|パーツのアップグレードが難しい
ゲーミングノートはデスクトップに比べてパーツのアップグレード範囲が広くありません。
デスクトップ、特に自作PCの場合、使い続けていてスペック不足を感じたら、CPUやグラフィックボードなどのパーツ単位で交換・アップグレードが可能ですが、ゲーミングノートの場合はそうはいきません。
メモリやSSD以外に自分で交換できる部品はほばないと考えましょう。
デメリット⑤|意外と持ち運びに不便
「ゲーミングノートは小型軽量で携帯性に優れる」こう思っている方には申し訳ないのですが、実際には重量2kgを超えるモデルも珍しくなく、また付属するACアダプターも大きく重いので、ゲーミングPCをカバンに入れて携帯するのはかなり骨が折れるでしょう。
またCPUやGPUの性能が高い分消費電力も大きいため、バッテリー持ちも一般的なノートパソコンに比べると短いと言わざるを得ません。
意外と持ち運びには適さない点は、理解しておく必要があるでしょう。
デメリット⑥|排熱性が低くファンがうるさい
ゲーミングPCは高い演算能力と引き換えにかなりの熱を持ちます。
その熱を効率よく排熱させるためにゲーミングPCには冷却ファンが搭載されていますが、コンパクトなノートPCでは小さなサイズのものしか搭載できないため、ファンがかなり高速で回ることになります。
その音は「シャー」という結構気になるもので、ヘッドフォンなしではゲームに集中できないという意見も聞かれます。
また、ゲームをしている本人はヘッドフォンで気にならなくなったとしても、周りにいるご家族から不満の声が上がることも考えられます。
ふーん。デメリット結構あるのね
でも今では改善されている部分も多いんだよ
それでも注目されるゲーミングノートPCのメリット
いきなりデメリットばかり説明したので、すっかり購買意欲が落ちてしまったかもしれませんが、悪いことばかりではありません。
ゲーミングノートPCがそれでも注目されていて、メーカーが続々新機種を発表しているのは、デメリットを補って余りあるメリットもあるからです。
ここでは、ゲーミングノートPCのメリットを、最新事情を含めて解説していきます。
メリット①|使わないときはしまっておける
ゲームをしないときにはしまっておけるのは、デスクトップにはないゲーミングノートPCのメリットです。
お子様にゲーミングPCを買い与える場合は「ゲームは一日○時間まで」などと使い方のルールを決めておくことも多いでしょう。
ゲーミングノートPCであれば、使わないときは鍵のかけられる引出しや棚にしまっておくこともできるので、お子様にルールを守ってもらうこともできるでしょう。
メリット②|持ち運びやすいモデルも増えてきている
先ほどデメリットの欄で「ゲーミングノートPCは意外と重い」と説明しましたが、最近では重さ2kgを切った持ち運びを意識したモデルも増えてきました。
また、CPUの省電力性能向上やUSB-C充電といった新機能も相まって、ゲーミングノートPCのモバイル性能は上がってきています。
メリット③|最新モデルの高性能化
CPUやグラフィックボードは世代を追うごとに高性能になっているため、最新モデルではデスクトップとノートの性能差もかなり少なくなってきています。
下の表はNVIDIAでも比較的手の届きやすい、エントリーからミドルレンジクラスのグラボを性能順に並べたもの。
例えば最新のノート用ミドルレンジGPUであるRTX4070 Laptopは、同世代ワンランク下のデスクトップGPUであるRTX4060と同等のベンチマーク性能を出しているのがわかります。
また、RTX 4060 Laptopは1世代前の同ランクデスクトップGPUのRTX3060 12GBと同等、最もお手頃なRTX4050 Laptopであっても、RTX 3070 LaptopやRTX3060 8GBに迫る性能を持っています。
最新世代のGPUはシリーズ全体のベース性能が底上げされているため、エントリーモデルであってもかなり高性能になってきています。
ピンクのグラフがノート用GPUです
メリット④|コスパに優れた製品が増えてきている
ゲーミングノートPCは、安いモデルであれば15万円くらいの予算から購入できます。
しかし、これまでのゲーミングノートPCはローエンドモデルの性能がそれなりだったため、いざ買うとなるとミドルスペック以上のものを選ぶ必要がありました。
最新世代のゲーミングノートPCであれば、エントリーレベルのGPUを搭載したモデルでもかなり「使える」性能を持っています。
以前に比べて低価格でコスパに優れた製品が増えてきています。
メリット⑤|バッテリー駆動でもゲームプレイ可能
先ほどデメリットの欄で「意外と持ち運びは不便でバッテリー持ちが悪い」とお伝えしましたが、それでもバッテリー駆動だけで操作できるのはノートPCのメリット。
リビングやベッドの上などさまざまな場所でリラックスしてゲームを楽しめるのは、ゲーミングノートならではの魅力です。
しかし、ゲームプレイ中はバッテリーの消費量も大きくパフォーマンスも落ちるので、基本的にはACアダプター接続をおすすめします。
メリット⑥|リセールバリューがいい
当サイトは中古パソコンの専門サイトなので中古パソコンの動向は常にチェックしていますが、ゲーミングPCの中古品は慢性的に在庫が枯渇しています。
市場としては需要に対し供給が間に合っていない状況なので、業者は仕入れを重視します。
中古ゲーミングPCは高値で買い取ってもらえる可能性が非常に高いです。
イオシスでは、主要メーカーのゲーミングPCの買取相場をWebで公開しているので、一度見ていただければ「意外と高く売れそう」なのがおわかりいただけるでしょう。
このように、ゲーミングノートPCにはデメリットもあれば、それを補って余りあるメリットも存在します。
メリット/デメリットをしっかり理解すれば、きっと納得感の高い買い物ができるでしょう。
ゲーミングノートPCをおすすめしたい人
ゲーミングノートPCのデメリットとメリットについて解説してきましたが、おぼろげながら「自分にあっているかも」「自分には向いていないみたい」と感じていらっしゃるかもしれません。
当サイトとしては、ゲーミングノートPCはこんな人にお勧めしたいと考えています。
ゲームをカジュアルに楽しみたいライトユーザー
ゲーミングノートPCはデスクトップに比べてどうしても性能が劣ります。
ですからがっつりゲームを楽しみたいヘビーユーザーよりも、カジュアルに楽しみたいライトユーザーにおすすめです。
動画編集などのクリエイティブ用途でも使いたい人
動画編集やグラフィックデザイン、写真現像といったクリエイティブワーク用途にもゲーミングノートPCはおすすめです。
外出先での作業や、クライアントとの実際の画面を使っての打ち合わせなど、ノートPCならではの機動力を生かした使い方ができるでしょう。
本体重量の軽いモデルやsRGB/Adobe RGBなどの色域カバー率の高いディスプレイを搭載したモデルがおすすめです。
お子様にゲーミングPCをせがまれているご両親
お子様に「ゲーミングPCが欲しい」とせがまれているご両親にもゲーミングノートPCはおすすめです。
ノートPCなら使わない時はしまっておけるため、使いすぎを防止しやすいでしょう。
ゲーミングノートPCをおすすめできない人
それでは逆に、ゲーミングノートPCをおすすめできない人はこんな人です。
ゲームを純粋に楽しみたい人
「最新のゲームタイトルを最高画質で快適にプレイしたい」というように、ゲームを純粋に楽しみたい方には、ゲーミングノートPCはおすすめしません。
性能も排熱も有利なデスクトップタイプのゲーミングPCを選びましょう。
デスクトップPCを置くスペースがある人
自宅にデスクトップPCを常時置いておける場所がある人も、デスクトップタイプのゲーミングPCをおすすめします。
大画面と専用キーボード・マウスで、より高い臨場感と操作性を手にすることができるでしょう。
外でパソコンを使う機会がない人
出張や外出先でパソコンを使うことがないという方も、できればデスクトップを選びましょう。
ゲーミングノートはどうしてもデスクトップより性能面では劣るので、ノートの利便性が不要という方はデスクトップを優先的に選びましょう。
中古のゲーミングノートPCってどうなの?
さて、当サイトは中古パソコン専門サイトなので、中古のゲーミングノートPCについても解説します。
残念ながら中古のゲーミングノートPCは中古市場でほとんど流通しておらず、常時在庫しているショップもほとんどありません。
しかし、ビックカメラグループのソフマップが運営する中古ショップ「リコレ!」では、店頭在庫品や展示品といったコンディションのいいゲーミングノートPCを常時在庫しているので、一度訪れてみるといいでしょう。
「リコレ!」については下記の記事でも詳しく解説しているので併せてご覧ください。
ゲーミングノートPCの選び方
それでは具体的にゲーミングノートPCを選んでいきましょう。
まずは基本的な部分から、そしてパーツごとにおすすめの構成を考えていきます。
あまり高性能すぎるものは選ばない
ゲーミングノートPCは、手軽なものとしては10万円台から、上は50万円以上とかなりの価格差があります。
実はゲーミングノートは高性能なものになればなるほど大きく重くなります。また本格的にゲームを楽しみたいなら性能面で有利なデスクトップが適しているので、ゲーミングノートを選ぶなら、あまり高性能すぎないものがおすすめです。
予算としては10万円台から30万円くらいの価格帯を中心に選ぶといいでしょう。
グラフィックボードを最優先で選ぶ
まずはじめに選びたいのがグラフィックボード(GPU)。ゲーム性能を左右する重要パーツです。
初めてのゲーミングPCであればNVIDIA製のGeForce RTX40XXシリーズからチョイスするのがおすすめです。
前世代に比べ大幅に性能アップされ、低価格グラボでも充分ゲームを楽しめるようになりました。
エントリーグレードであるRTX4050 Laptopから、RTX4060 Laptop、RTX4070 Laptopあたりまでが候補になってくるでしょう。
セカンドチョイスとして前世代のRTX3050や3060あたりも候補に入れると、よりお手ごろ価格で手に入れることができるでしょう。
- フルHD解像度でのゲーム性能の目安
モデル名 | 軽めのゲーム | 重たいゲーム |
RTX 4070 Laptop | 快適 | 快適※ |
RTX 4060 Laptop | 快適 | 充分※ |
RTX 4050 Laptop | 快適 | 充分※ |
RTX 3060 Laptop | 快適 | 設定次第 |
RTX 3050 Laptop | 充分 | 設定次第 |
GTX 1650 mobile | 設定次第 | 無理 |
DLSS 3とは?
「DLSS 3」とは、AI と GeForce RTX GPU の Tensor コアを使用して、鮮明で高品質な画像出力とフレームレート向上を両立させるNVIDIAの新技術。RTX40XXシリーズ全製品で利用可能です。
CPUはバランス重視
パソコンの頭脳にあたるCPUも非常に重要なパーツですが、選択の幅が広いのでチョイスが難しいパーツでもあります。
インテルであれば第12〜13世代のCore i7やCore i5、または新設計のCore Ultra シリーズが候補に入ってきます。
AMDであればRyzen 7やRyzen 5が中心ですが、こちらは新設計のRyzen AIシリーズの登場、世代による性能差が比較しづらい等の理由で、なかなか「これ」といったおすすめがしづらい部分があります。
CPUについては各メーカーがGPUとのバランスを考慮して構成を決めているので、メーカーのチョイスを信じて、予算と相談しながら選んでしまっていいでしょう。
気になる方はPassMarkベンチマークの数値などを比較しながら選んでみてください。
New Laptop CPU Performance|PassmMark Software
メモリ・ストレージは予算と相談
メモリは作業机の広さ、ストレージ容量は机の引き出しの容量に例えられるように、容量が大きければ大きいほど余裕があります。
ただし大容量になればなるほど高価になるので、メモリ16GB、ストレージ500GB以上のSSDをひとつの目安として、予算に応じて選ぶといいでしょう。
ディスプレイは解像度とリフレッシュレートを確認
ディスプレイサイズは15.6インチを中心に、14インチから17インチサイズが中心になります。
ゲーミングPCの場合は、画面の粒子の細かさを示す画面解像度や、画面の動きの滑らかさの尺度となるリフレッシュレートの数値が重要になります。
グラボの性能が低いと画面解像度やリフレッシュレートを生かし切ることができないので、フルHD(1,920×1,080px)解像度/120Hzリフレッシュレートを基準に、予算と性能を考慮してチョイスしましょう。
こちらもメーカーがあらかじめバランスの取れた構成を組んでいることが多いので、あまり心配する必要はありません。
ゲーミングノートPCの目的別選定ポイント
ゲーミングノートPCの選び方について解説しましたが、わかりましたでしょうか?
うーん、正直イマイチ
選定するパーツも専門用語も多いので、もっと簡単に選べたらと思いますよね?
そんな皆さんのために、目的別にもう少し絞ったおすすめの選定ポイントをご紹介します。
はじめてのゲーミングPCの選定ポイント
はじめてのゲーミングPCとして、ゲーミングノートPCを選ぶ場合は、最新のRTX40XXシリーズで最も安い、RTX4050搭載グレードを選んでおけば間違いありません。
高コスパのエントリーモデルを別ブランドとしてラインナップしているメーカーも多いので、ここからチェックするのがおすすめです。
などが有名です。
クリエイティブ用途での選定ポイント
動画編集やデザインなどのクリエイティブ用途で使うには、ある程度余裕を持ったスペックが望ましいのですが、それ以上に大事なのが携帯性とディスプレイ性能。
特にディスプレイは、ゲーミング用途で重視されるリフレッシュレートよりも、sRGBや Adobe RGB、DCI-P3、NTSCといった各規格に対する「色域カバー率」が重要です。また解像度もフルHD(1,920×1,080px)よりも広い領域がカバーできるWQHD(2,560×1,440px)対応ディスプレイも人気です。
こういったゲーマーと少し違ったクリエイターの要求に応えるべく、クリエイター向けモデルをラインナップしているメーカーもあるので要チェックです。
ゲーミングノートPCに不満がでてきたらどうする?
せっかく購入したのに、使ってみたら「何か思っていたのと違う」「こんなはずではなかった」と不満が出てきてしまうケースも、残念ながらあるでしょう。
購入したゲーミングノートPCに不満がある場合はどうすればいいでしょうか?
周辺機器をアップグレードする
「ディスプレイが小さい」「キーボードが使いにくい」といった操作感に不満がある場合は、周辺機器のアップグレードで解決するかもしれません。
ゲーミングノートPCでも、外付けのディスプレイやマウス、キーボードを接速して使うこともできるので、お好みの周辺機器を選んでみてもいいでしょう。
新しいモデルの購入を検討する
「音がうるさい」「性能面で不満」といったゲーミングノートPC本体に不満がある場合は、新しいモデルの購入を検討する必要があるかもしれません。
その場合はお手持ちのゲーミングノートPCを下取りや買い取りに出すことで、再購入の際の出費を抑えることができるでしょう。
買取価格を事前確認する
新機種の購入を検討するなら、今お使いのPCがいくらで売れるのかを事前に確認したいところです。
当サイトでも人気の中古パソコンショップ「イオシス」では、ゲーミングPCの買取も強化していて、各メーカーのゲーミングノートPCの買取価格の目安をWebで公開しています。
参考にしてみてくださいね
おすすめのゲーミングノートPC
それではおすすめのゲーミングノートPCを具体的にご紹介していきます。
メーカーごとに、お求めやすい価格帯のものをチョイスしました。
※仕様、価格は記事執筆時のものです。ご検討の際は必ず各メーカーWebサイトにて最新情報をご確認ください。
- オプションや仕様のカスタマイズが可能
- 家電量販店より安く買える
- 限定モデルやセールが充実
- 製品ラインナップが豊富
- 製品についての詳細が確認しやすい
おすすめ①| Lenovo LOQ シリーズ
世界最大のパソコンメーカーレノボには、LEGIONという有名なゲーミングPCブランドがありますが、このLOQは近年誕生した同社ゲーミングPCの2つめのブランド 。以前はIdeaPad Gamingと呼ばれていたシリーズです。
RTX3050から4050、4060というエントリーレベルのグラフィックボードを積んだモデルを展開中。廉価版でありながらLEGIONゆずり洗練されたボディデザインが魅力です。
今回ご紹介するモデルはCPUに第13世代インテルCore i5、GPUにRTX3050/4050/4060を搭載したモデルです。
83DV00KNJP | 83DV00KLJP | 3DV00KMJP |
---|---|---|
Core i5-13450HX | Core i5-13450HX | Core i5-13450HX |
Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
GeForce RTX 3050 Laptop | GeForce RTX 4050 Laptop | GeForce RTX 4060 Laptop |
16GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ |
512GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD |
15.6型/FHD/144Hz | 15.6型/FHD/144Hz | 15.6型/FHD/144Hz |
1年保証 | 1年保証 | 1年保証 |
110,000円 | 139,920円 | 154,990円 |
おすすめ②|Mouse NEXTGEAR J6シリーズ
マウスコンピューターのゲーミングPCブランドとしてはG-Tuneが有名ですが、NEXTGEARシリーズはゲーミングPCがはじめてという方のために、お求めやすい価格と仕様、安心の3年保証をセットにしたシリーズです。
今回ご紹介するのは、CPUにAMD Ryzen 7 7840HS、GPUにRTX4060を搭載したモデルです。
J6A7G60GNADCW102DEC | J6A7G60GNADCW102DEC |
---|---|
AMD Ryzen 7 7840HS | AMD Ryzen 7 7840HS |
Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
GeForce RTX 4060 Laptop | GeForce RTX 4060 Laptop |
16GBメモリ | 32GBメモリ |
500GB SSD | 1TB SSD |
16型/FHD/165Hz | 16型/FHD/165Hz |
3年保証 | 3年保証 |
179,800円 | 199,800円 |
おすすめ③|ASUS TUF GAMING A15
台湾のパソコンメーカーASUS。スマホメーカーとしても有名ですね。
ASUSはゲーミングノートPCに非常に力を入れているメーカーで、そのラインナップは非常に多岐にわたります。
今回はその中でも最もお手頃価格のシリーズをご紹介します。CPUにRyzen 7 7435HSを搭載したモデルで、グラボ違いでいくつか仕様が分かれています。
ASUS公式オンラインショップでは頻繁にセールを実施しているので、最新価格は公式ページを必ずご確認ください。
FA506NFR | FA506NCR | FA507NV |
---|---|---|
AMD Ryzen 5 7535HS | AMD Ryzen 7 7435HS | AMD Ryzen 7 7435HS |
Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
GeForce RTX 2050 Laptop | GeForce RTX 3050 Laptop | GeForce RTX 4060 Laptop |
16GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ |
512GB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD |
15,6型/FHD/144Hz | 15,6型/FHD/144Hz | 15,6型/FHD/144Hz |
1年保証 | 1年保証 | 1年保証 |
99,800円 | 129,800円 | 159,800円 |
おすすめ④|HP Victus 15(AMD)
レノボと並び世界最大級の販売数を誇るアメリカのパソコンメーカーHPには、ミドル〜ハイエンドブランドのOMENと、エントリーブランドのVictusの2つのゲーミングPCブランドがあります。
その中でも今回はAMD社製CPUを搭載したモデルをご紹介します。
モデレートモデル Victus by HP 16-s001AX | アドバンスモデル Victus by HP 16-s013AX |
---|---|
AMD Ryzen 5 7640HS | AMD Ryzen 5 7640HS |
Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
GeForce RTX 4050 Laptop | GeForce RTX 4060 Laptop |
16GBメモリ | 16GBメモリ |
512GB SSD | 512GB SSD |
16.1型/FHD/144Hz | 16.1型/FHD/144Hz |
1年保証 | 1年保証 |
157,000円 | 200,000円 |
まとめ|ゲーミングノートPCはやめとけって本当?
ゲーミングノートPCについて解説してきました。
- 「やめとけ」と言われる理由はデスクトップより性能が劣るから
- 「使わない時はしまっておける」などノートならではのメリット多数
- ゲームを純粋に楽しみたいならデスクトップがおすすめ
- カジュアルにゲームを楽しみたいならノートもおすすめ
- 動画編集やクリエイティブ用途にも使える
- 最新グラボRTX40シリーズはかなり高性能
- ゲーミングノートPCは低・中価格帯の商品がおすすめ
- ゲーミングノートPCはメーカー直販サイトからの購入がおすすめ
ゲーミングノートPCは、すべての人におすすめできる商品ではありませんが、カジュアルにゲームを楽しみたいという人にはおすすめの選択肢です。
ぜひこの記事でゲーミングノートPCのメリット・デメリットをしっかり理解して、ご希望にかなった商品を選んでください。
この記事がみなさんのパソコン選びの参考になれば幸いです。