【おすすめ＆注意点】中古レッツノートはどこで買う?安い理由と人気の秘密を徹底解説

レッツノートはビジネスノートパソコンの人気機種。

数多いノートパソコンブランドの中でも「買うならレッツノート一択」と指名買いされることの多いモデルです。

会社から支給されて使っているというビジネスマンの方も多いでしょう。

しかしいざ自分で買おうと思うとネックになるのが価格。

レッツノートの新品は最安モデルでも25万円以上、30万円以上の構成がメインとかなり高額で、なかなか個人には手を出しづらいモデルでもあります。

そこで選択肢としてあがってくるのが、安く手に入れられる中古パソコン。

この記事では、中古レッツノートの人気の理由から、機種ごとの特徴、狙い目モデルと買ってはいけないモデル、おすすめの購入先など、中古パソコン特化サイトならではの視点で、中古レッツノート購入に関するあらゆる疑問にお応えします。

中古レッツノートはなぜ人気？最強と言われる理由は?

レッツノートは「最強のノートパソコン」「ビジネスノートパソコンの傑作」という声も多い、中古ノートパソコンの中でも特に人気の高いモデルですが、それはなぜなのでしょうか。

それは、ノートパソコンに求められるあらゆる機能や性能を満たし「一台ですべて完結できる」ことを目的とした商品コンセプトが、多くのビジネスユーザーに指示され続けてきたことが大きな理由です。

「仕事で使っているレッツノートを個人としても使いたい」というユーザーがとても多く、それが中古レッツノートの人気の理由になっています。

国内メーカーの実績と信頼

レッツノートを製造・販売しているのはパナソニック。誰もが知っている日本を代表する大手家電メーカーです。

日本のビジネスシーンを長く支えてきた実績が評価され、日経コンピュータが行った顧客満足度調査では、ノートPC部門で2022-2023年および2023-2024年の2年連続で1位に選ばれています。

また、その商品コンセプトはデザイン面でも高く評価され、2021年度と2023年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

コンパクトで使いやすい画面サイズ

レッツノートの主力機種の画面サイズは12.1インチ。他社のノートパソコンに比べて小さなサイズですが、画面が縦に長く使いやすいと評判です。

そのサイズは飛行機や新幹線の座席テーブルでも開けることをコンセプトとしていて、移動中の時間も無駄にしない、デキるビジネスパーソンの強い味方となっています。

1kg切りの超軽量ボディ

レッツノートのコンパクトなボディは「超」がつくほど軽量なのも魅力。

主力の12インチモデルはDVD搭載モデルでも1kg以下、当サイト管理人の持つDVD非搭載モデルではわずか840gほどでした。

独特な円形タッチパッドが使いやすい

レッツノートのデザイン上のポイントとなっているのが円形のタッチパッド。ふちの部分を指でなぞることで画面のスクロールや拡大縮小が可能で、抜群の操作感を実現しています。

最強の耐久性で高く長く使える

いつでも安心して使えるように、レッツノートには厳しい品質試験が課せられていて、その試験をパスした製品は、部品のひとつひとつに至るまで「ノートパソコン最強」といえる高い耐久性を持ってます。

特徴的なのは本体カバーのバンパー形状。カバーに凹凸をつけて軽さと耐衝撃性を両立させています。

そしてこの耐久性の高さは中古にも活きていて、中古パソコンの中でも特に品質が高いといわれる大きな理由にもなっています。

下の写真は当サイト管理人が所有するかなり古いレッツノートですが、キーボードは経年で黄色く変色しテカリも髄所に確認できるものの、キーの印字は全く消えていません。

レッツノートの品質試験｜パナソニック

交換可能な長持ちバッテリー

レッツノートは「仕事を止めないノートPC」というコンセプトのもと、新品時には最長34時間、短いモデルでも18時間のバッテリー駆動が可能な設計となっています。

中古の場合はバッテリーも劣化してしまっていることも多いのですが、レッツノートのバッテリーはツールレスで自分で交換が可能。新品のバッテリーに交換することもかんたんです。

「全部入り」の豊富なインターフェース

豊富なインターフェースもレッツノートの特長のひとつです。USB-CやHDMIといった新しめの規格はもちろん、VGAや有線LAN(RJ-45)といった古い規格もそぎ落とすことなく残しているので、外出先でも「接続端子が足りない」ということがほとんどありません。

また、軽量モバイルノートとしてはかなり珍しいDVDドライブを搭載したモデルもラインアップしている点も注目。

まさに「全部入り」の圧倒的な接続性です。

中古レッツノートが安い理由

新品のレッツノートは30万円を超す構成も珍しくない非常に高価なパソコンですが、中古価格は意外なほど安いのもうれしい特長です。

中古のレッツノートが安い理由は、法人ユーザーに愛されているからに他なりません。

官公庁や大手企業の多くは、パソコンを定期的に入れ替えています。

パソコンの入れ替えを定期的に行うことは、管理面や税制上のコスト面でのメリットも多いため、多くの団体がリース契約などを利用しています。

リース期間を満了したパソコンは企業からリース会社に返却され、それを検品・クリーニングして再販するのが、現在の中古パソコン市場のビジネスモデルとなっています。

機能面や耐久性の面で評価の高いレッツノートは法人でも人気の機種で、それがそのまま中古市場での豊富な在庫量につながっています。

そしてリース期間の満了で本体価格がすでに償却済みである場合も多いため、高価であったレッツノートも中古ではかなり安く販売できるのです。

Windows 11に正式対応した第8世代Core i5搭載モデルでも3万円台から探すことが可能で、予算に応じてより高スペックな新しめの中古パソコンも購入可能です。

ダサい？分厚い？レッツノート否定派の意見

ビジネスマンを中心に熱心な信者も多いレッツノートですが、否定的なアンチコメントも多く目にします。

その多くは「おじさん臭い」「ダサい」「分厚い」といったもの。

これはビジネス用途に使われる機能優先のデザインが、大学生などの若い世代やおしゃれなパソコンが欲しい人にとっては「おじさんが使っているダサいパソコン」と映ってしまっているせいかもしれません。

しかしその「ダサいデザイン」も過去のもの。

最新モデルはかなり薄く洗練されたデザインに変わっていて、2021年と2023年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

今後これら「かっこいい新世代のレッツノート」も、どんどん中古市場に流通してくるでしょう。

中古レッツノートのおすすめ・狙い目モデルは？

中古のレッツノートを選ぶ際に知っておきたいポイント、各シリーズごとの選び方とおすすめモデル、覚えておきたい注意点について解説します。

中古レッツノート選び方のコツ

中古レッツノート選びのコツは「3つのシリーズ」と「CPU世代」の掛け合わせから、自分の好みに合ったモデルを探すことです。

中古レッツノートのおすすめ3シリーズ

SVシリーズ

「レッツノートといえばこれ」と言い切れる定番・王道モデル。12インチのコンパクトで軽量・頑丈なボディで外出先でも大活躍します。

LV/FVシリーズ

14インチの大画面ながら、レッツノートらしい軽量・頑丈ボディと操作感を両立したモデル。大画面で効率的に作業してい人におすすめです。

QVシリーズ

タッチパネル対応のディスプレイが360度開いて、タブレットとしても使える2in1タイプ。画面解像度も高いので、動画視聴にもおすすめです。

CPUは世代が重要｜第8世代以降を選ぼう

レッツノートは一部モデルを除き、基本的にはインテルのCore i5やCore i7といった高性能なCPUを搭載しているので、新品で買うときにスペック不足を感じることはあまりないでしょう。

しかし中古で買う場合は、Core i7やi5といったCPUのグレードより「世代」に注意しましょう。

CPUの世代とは、中古車で言ったら年式、中古マンションで言ったら築年数に相当する大事なポイントで、これから選ぶのであればWindows 11に正式対応した第8世代以降のCore iシリーズを選びましょう。

CPUの世代は「Core i5-8250U」等のCPU型番で確認できます。「Core i5」等のシリーズ名のあとの4～5桁の数字の一番最初が8以上のモデルを選びましょう。

【SVシリーズ】外出先で使うなら12インチモデル

「レッツノートといえばこれ」といえる定番・王道の12インチモデル。「S」で始まる型番が目印です。

コンパクトで1kg切りの軽量・頑丈ボディは、外出先でもパソコンを使いたい方にピッタリです。

モデル名 (発売年)	中古価格帯 おすすめ度	CPU世代 メモリ容量	画面サイズ 解像度	USB-C PD充電
CF-SV7 (2018)	3万円台～	第8世代 8GB～	12.1型WUXGA(1920×1200)	△ ※後期モデル
CF-SV8 (2019)	3万円台～	第8世代 8GB～	12.1型WUXGA(1920×1200)	〇 Thunderbolt3
CF-SV9 (2020)	5万円台～	第10世代 8GB～	12.1型WUXGA(1920×1200)	〇 Thunderbolt3
CF-SV1 (2021)	7万円台～	第11世代 8GB～	12.1型WUXGA(1920×1200)	〇 Thunderbolt4
CF-SV2 (2022)	在庫希少	第12世代 16GB～	12.1型WUXGA(1920×1200)	〇 Thunderbolt4

CF-SV8(2019)

Windows 11対応の第8世代インテルCore iシリーズCPUを搭載したモデルでは後期にあたる仕様で、USB-Cケーブルからの充電に対応したモデルです。

65W以上のUSB-C対応充電器があれば、スマホやタブレットとも共有できるため、外出時にACアダプターを持っていく必要がありません。

コスパと装備のバランスに優れたおすすめモデルです。

CF-SV7(2018)

Windows 11正式対応機種の中では最安のモデル。とにかく安いレッツノートが欲しい方におすすめです。

USB-Cには対応していないので専用のACアダプターが必要ですが、Amazonなどで売っている変換コネクターを使えばUSB-Cケーブルからの充電も可能になります。

CF-SV1(2020)

第11世代CPUを搭載したモデルも価格がこなれて買いやすくなってきました。

USB-CはThunderbolt4に進化し、4Kまでの外部ディスプレイにケーブル1本で出力が可能。性能も装備も充実し、メイン機として十分使える高性能モデルです。

【LV/FVシリーズ】大画面で操作がしやすい14インチ

レッツノートの14インチモデルは、大画面と軽量・堅牢性をバランスさせたモデル。「LV」「FV」で始まる型番で識別できます。

14インチというFVモバイルノートパソコンの流行スペックを押さえつつ、特徴である円形タッチパッドを採用した、他社ノートPCとの明確な差別化を持ったモデルです。

モデル名 (発売年)	中古価格帯 おすすめ度	CPU世代 メモリ容量	画面サイズ 解像度	USB-C PD充電
CF-LV7 (2018)	3万円台～	第8世代 8GB～	14.0型フルFHD(1920×1080)	△ ※一部モデル
CF-LV8 (2019)	4万円台～	第8世代 8GB～	14.0型フルFHD(1920×1080)	〇 Thunderbolt3
CF-LV9 (2020)	6万円台～	第10世代 8GB～	14.0型フルF HD(1920×1080)	〇 Thunderbolt3
CF-FV1 (2021)	8万円台～	第11世代 8GB～	14.0型QHD(2160×1440)	〇 Thunderbolt4

レッツノートLV/FVシリーズ(14インチ)のおすすめモデル

CF-LV8(2019)

Windows 11対応の第8世代インテルCore iシリーズCPUを搭載したモデルでは後期にあたる仕様で、USB-Cケーブルからの充電に対応したモデルです。

65W以上のUSB-C対応充電器があれば、スマホやタブレットとも共有できるため、外出時にACアダプターを持っていく必要がありません。

コスパと装備のバランスに優れたおすすめモデルです。

CF-LV7(2018)

Windows 11正式対応機種の中では最安のモデル。とにかく安い14インチモデルが欲しい方におすすめです。

USB-Cには対応していないモデルが多いので専用のACアダプターが必要ですが、Amazonなどで売っている変換コネクターを使えばUSB-Cケーブルからの充電も可能になります。

CF-FV1(2020)

第11世代CPUを搭載したモデルから型番が変わりました。

画面は14インチと同じですが画面解像度が大幅に向上。より広い範囲を表示可能になり作業性が上がりました。

USB-CはThunderbolt4に進化し、4Kまでの外部ディスプレイにケーブル1本で出力が可能。性能も装備も充実し、メイン機として十分使える高性能モデルです。

【QVシリーズ】タブレットとしても使える2in1モデル

タッチパネル対応のディスプレイ部分が360度回転し、通常のPCとしてもタブレットとしても使える2 in 1モデル。

画面解像度が高く、動画視聴にも最適。高機能モデルでありながら1kg切りの軽量ボディも魅力です。

モデル名 (発売年)	中古価格帯 おすすめ度	CPU世代 メモリ容量	画面サイズ 解像度	USB-C PD充電
CF-QV8 (2019)	4万円台～	第8世代8GB～	12.0型WQXGA+(2880×1920)	〇
CF-QV9 (2020)	6万円台～	第10世代8GB～	12.0型WQXGA+(2880×1920)	〇Thunderbolt3
CF-QV1 (2021)	10万円台～ 在庫希少	第11世代16GB～	12.0型WQXGA+(2880×1920)	〇Thunderbolt4

レッツノートQVシリーズ(2in1)のおすすめモデル

CF-QV9(2020)

2 in 1タイプはマルチメディア用途やクリエイティブ用途で使われることも多いので、できる限り性能の高いモデルを選びたいところです。

ここでは第10世代CPUを搭載しながら価格も落ち着いてきているCF-QV9をおすすめします。

メモリ16GBモデルは超狙い目

中古のレッツノートを探すときに注目してもらいたいのがメモリ容量です。

中古で流通しているレッツノートはメモリ8GB搭載のものが多いのですが、ごくまれに16GBのメモリを搭載している機種が売りに出ていることがあります。

8GBでも普段使いには十分な容量ですが、多くのアプリを複数立ち上げるような場合、メモリ容量に余裕があった方が作業がはかどります。

しかし、レッツノートのメモリは基盤にはんだ付けされた「オンボード」タイプのため、あとから交換や増設ができません。

そのため、レッツノートの16GBモデルはとてもレアなお宝モデルなのです。

新品同様の型落ちモデルも狙い目

ここまで紹介してきたのは中古レッツノートの中でもコスパに優れたモデルが中心でしたが、比較的年式の新しい「型落ちモデル」も狙い目です。

レッツノートの2025年最新モデルは「SC6」「FV5」「QR4」というラインアップ。

それに伴い、型落ちとなった「SR4」「SR3」「FV4」「FV3」「QV3」あたりのモデルが、新品同様のコンディションで中古品扱いとして出てくることがあります。

ただこれらの新しめのモデルは中古品としての流通量が少ないため、なかなかお目にかかるチャンスが少ないのが難点。

しかし、全国のソフマップの在庫を自宅から購入できるオンラインショップ「リコレ！」であれば、店頭展示品や未使用在庫品も、かなりの頻度で見つけることが可能です。

「新品のレッツノートが欲しいけど高くて買えない」「新品に使い型落ちモデルが欲しい」という方は、ぜひ検討してみてください。

＼新品同様品・展示品も見つかる？／

注意点｜買ってはいけないレッツノートとは？

今度は逆に、中古レッツノートを買うときの注意点と「買ってはいけない」モデルについて解説します。

注意点①｜Windows 11対応か確認する

既にご存知の方も多いかと思いますが、Windows 10のサポートは2025年10月に終了します。

ですから、これから中古レッツノートを購入するのであれば、Windows 11に対応したモデルを選びましょう。

具体的には、CPUに第8世代以降のインテルcore iシリーズを搭載したモデルとなります。

下記の表はWindows 11に対応していない古いモデルの例です。

購入の際は型番をよく確認して、たとえ価格が安くても古いモデルは選ばないようにしましょう。

買ってはいけない？レッツノート(Windows 11未対応モデル)

SZシリーズ	SZ6(第7世代)/SZ5(第6世代)
SXシリーズ	SX4(第5世代)/SX3(第4世代)/SX2(第3世代)/SX1(第2世代)
XZシリーズ	XZ6(第7世代)
MXシリーズ	MX5(第6世代)/MX4(第5世代)/MX3(第4世代)
LXシリーズ	LX6(第7世代)/LX5(第6世代)LX4(第5世代)/LX3(第4世代)
AXシリーズ	AX2(第3世代)/AX1(第2世代)
RZシリーズ	※低電圧版CPUで性能が低いためおすすめしません。

注意点②｜保証や返品について確認する

レッツノートに限らず中古パソコンを買うときは、保証の期間や内容についてよく確認しましょう。

また、なにか不都合があった場合に返品ができるかどうかについても事前にチェックしておくと、後々トラブルにつながるリスクを避けることができるでしょう。

注意点③｜商品本体の状態をよく確認する

購入前には可能なかぎり商品本体の状態を確認しましょう。

中古パソコンは一台一台コンディションが異なるので、商品写真や詳細ページにある細かな情報までしっかり確認することが大事です。

ショップによっては独自の商品ランクを設けていることも多いので、こういったショップから選べば安心です。

注意点④｜口コミや評判をよく確認する

利用者のリアルな声による口コミや評判は、購入の際にとても参考になるでしょう。

口コミには、ショップに対する評価と商品そのものに対する評価があるので、両方を確認することが大事です。

いい口コミだけを鵜呑みにせず、悪い口コミにもしっかり目を通し内容を確認しましょう。

注意点⑤｜安すぎる商品は避ける

新品価格は30万円前後と高価なレッツノートですが、中古であればかなり安く手に入れることも可能です。

しかし安すぎる商品には注意が必要。中古品が安いのは安いだけの理由があると考えましょう。

記事執筆時の相場観では、Windows 11対応の第8世代CPU搭載モデルで3万円台から。

2万円以下の商品はそれなりに問題を抱えている可能性が高いので避けた方が無難です。

注意点④｜絶対買ってはいけない中古レッツノート

先程「買ってはいけないレッツノート」として、Windows 11に対応していない古いモデルの事に触れましたが、それよりもさらにヤバい「絶対に買ってはいけないレッツノート」があるのをご存知でしょうか？

それは、未対応の古いレッツノートに強引にWindows 11をインストールして販売しているモデル。

大手のネット通販サイトやフリマサイトなどでとても多く出品されているので注意が必要です。

これらのモデルは価格も安く(古いので当たり前)使い始めは普通に使えてしまうため、実は口コミの評判も「コスパ抜群」ととても良かったりします。

しかし使っているうちに劣化がみられたり、Windowsのセキュリティアップデートができなくなるなど、後になってトラブルに見舞われるケースが多く危険です。

「Windows 11インストール済」という謳い文句は鵜呑みにせず、必ずモデル名やCPU世代を確認して正規対応モデルを買うようにしましょう。

【実録】買ってはいけないレッツノートを(あえて)買ってみた

上の画像は当サイト管理人が所有する古いレッツノートですが、実はこれ、Amazonの中古ノートパソコンでベストセラー1位として現在も売られている商品です。

購入時の価格は16,000円以下と安すぎる商品で「この価格でWindows 11/Office付きは安い」「商品も新品みたいにキレイ」と口コミ評価も非常に高かったのですが、実際に購入して調べたところ、下記のような気になる点が見つかりました。

本体に貼られていたシートを剥がしたところ、それなりにキズはあり中古品としてのコンディションは並以下。

秋葉原のジャンク屋さんで買えば5千円以下で手に入るような商品でした。

この商品が「ベストセラー1位」なのが物語るように、Amazonなどの大手ネット通販サイトやフリマ・オークションサイトでは、このようなヤバい商品がかなり多く出品されています。

もちろんすべての商品が悪いわけではないのですが、パソコンにあまり詳しくない初心者の方に商品の善し悪しを見極めるのは難しいでしょう。

中古レッツノートはどこで買うのが正解なの?

レッツノートは中古市場でも特に人気の商品なので、さまざまな業者が取り扱っています。

中には先ほど「注意点」の欄でご紹介したような良くない業者もいるため、商品そのものの見極め以上に「どこから買うか」購入先選びが大事です。

レッツノートを中古で買うとしたら、一体どこから買うのが正解なのでしょうか？

中古レッツノートは中古パソコン専門店から買うのがおすすめ

結論から申し上げます。

中古レッツノートを買うなら「中古パソコン専門店」から買うのが正解です。

中古パソコン専門店とはその名前の通り、中古パソコンを専門で取り扱っている業者で、下記のような特徴を持っています。

独自の自社店舗を運営

実店舗やネットショップ、あるいはその両方で、自社独自の中古パソコン販売専門ショップを運営しています。

店舗としての実体があるので「逃げも隠れもしない」という点でとても安心です。

独自の仕入れルート

中古パソコン専門店の多くは、系列にリース業やリサイクル業を営んでいることも多く、良質な商品を安定して仕入れる独自のルートを持っています。

仕入れの安定性は、そのまま品質や価格面に反映されます。

独自の保証

中古パソコンには新品のようなメーカー保証がつきませんが、中古パソコン専門店の多くは独自の保証制度を導入しています。

期間や内容はショップによって異なるため、事前によく確認するようにしましょう。

独自の商品ランク

中古パソコンは一台一台コンディションが異なるため、外観のキズやヘタリなどを購入前に把握することが難しく、買った後で「思っていたよりキズだらけだった」「こんな状態とわかっていたら買わなかった」というようなことがあります。

しかし中古パソコン専門店では、独自の商品ランクを設けてしっかりと品質管理を行っているショップも多いので、こういった品質面でのトラブルが少ないのが特徴です。

「S/A/B/C」や「良品/並品」などショップによって表現はまちまちですが、大抵ホームページ上で品質基準を公開しているので、それを参考に買う商品を決めるといいでしょう。

それでは、数ある中古パソコン専門店の中から、特にレッツノート購入におすすめできるショップを5つご紹介します。

Qualit｜ワンランク上の品質管理

最初にご紹介するのはQualit(クオリット)。大手リース会社「横河レンタ・リース」が運営する中古パソコン専門店です。

毎日3000台も入庫するリースアップ品の中古パソコンの中からいい物だけを厳選して販売。その品質基準の厳しさは「他社よりワンランク上の品質」と人気です。

PC WRAP｜業界標準の3年保証

次に紹介するのはPC WRAP(PCラップ)。1998年開店の歴史ある中古パソコン専門店です。

業界最長の3年保証が魅力で、7日以内であれば本人都合による返品もOKと、初心者にやさしすぎるショップです。

Be-Stock｜個別質問にも丁寧に回答

Be-Stockも当サイトで人気の中古パソコン専門店。保証期間も1年と長く、30日以内なら自己都合でも他のPCに交換が可能です。購入前の個別質問にも丁寧に答えてくれるショップとして評判が高く、個体ごとのキズの具合なども聞けば教えてくれるので、気になることは何でも聞いてしまいましょう。

リコレ！｜ソフマップ直営／未使用も在庫

ビックカメラグループの「ソフマップ」が運営するネット通販ショップ。中古パソコンの在庫も豊富で、全国のソフマップ店舗の在庫が自宅から買えると評判です。「リコレ」のイチオシポイントはソフマップ店頭に展示されていた商品や、モデルチェンジで型落ちになった新品同様の商品が買えること。新品を検討中の方も要チェックです。

くじらや｜独自の永久無料サポート

くじらやは独自店である「本店」のほかに楽天市場やヤフーショッピングなど多くの通販サイトにも出店している有名店。買った後もパソコンに関する質問やお困りごとに答えてくれる「永久無料サポート(保証サービスとは異なります）」が、パソコンに詳しくない初心者の方に人気のショップです。

中古レッツノートに関するよくある質問

それでは、ここまでの説明では触れられなかったことについて、Q & A形式で解説します。

まとめ｜中古レッツノートが安い理由と人気の秘密は？

中古レッツノートの人気の秘密と、おすすめモデル・購入にあたっての注意点について解説してきました。

この記事が、みなさんの中古パソコン選びの参考になれば幸いです。