中古のノートパソコンが欲しいんだけど「やめとけ」っていう意見が多いみたい。
とりあえず使えるノートパソコンがあればいいんだけど、中古はやめて新品を買った方がいいのかな?
そんなことでお悩みの方、中古のノートパソコンを「やめとけ」と言われている本当の理由をご存知でしょうか?
この記事では、中古のノートパソコンを「やめとけ」と言われる5つの理由とその原因、そしてそれを解決するたった1つの方法について解説します。
この記事を読めば、中古ノートパソコンのリスクが正しく理解でき、その解決策を知ることで、よい商品をおトクに手に入れることができるでしょう。
- 中古のノートパソコンに興味がある
- でも中古は「やめとけ」と言われると不安になる
- 初心者には中古パソコン選びは難しいのかな
- でもできるだけ安くお得にノートパソコンが欲しい
- 中古ノートパソコン選びで失敗したくない

こんな方はぜひお読みくださいね
「中古ノートパソコンはやめとけ」と言われる5つの理由


中古のパソコンに興味があって調べていると「やめとけ」という意見に多く出会います。
「中古パソコンは危ない」「中古パソコンは知識のない初心者には難しい」「騙されるのがオチ」そのような意見が多いのは事実です。
特にノートパソコンは、手荒に使われていたりバッテリーが劣化していたりといった理由で、中古はリスクが高いとよく言われています。
ここではまず、中古のノートパソコンが「やめとけ」と言われる理由(デメリット)を大きく5つに分けて解説します。
「やめとけ」の理由①|性能が低い
パソコンは毎年のようにモデルチェンジを行っています。
パソコンの性能は年々向上しているため、現在販売中の新品パソコンと比較すると、中古パソコンはどうしても性能が低く見られます。
しかし、インターネットや動画を見たり簡単な資料作りといった軽めの作業であれば、中古パソコンの性能でも十分な場合も多いです。
「やめとけ」の理由②|保証がない
新品のパソコンには1年から数年のメーカーによる保証がついていますが、中古パソコンはこの保証期間が過ぎているものがほとんどです。
中古パソコンであっても販売店によっては独自の保証を設けている場合も多いので、購入時には保証内容をよく確認しましょう。
「やめとけ」の理由③|バッテリーやパーツの劣化
パソコンのパーツは使っているうちに経年で劣化をしていきます。
特にノートパソコンの場合はバッテリーの劣化に注意が必要です。
バッテリーは充放電を繰り返していくと徐々に劣化が進み、満充電で充電できる容量がどんどん減っていきます。
一般に新品時の80%を切るあたりから劣化が感じられ、70%を切ると明確に電池持ちの悪さを体感できるようになります。
「やめとけ」の理由④|非正規ソフトやウィルスの危険性
中古パソコンには、正規品ではないOSやソフトがインストールされている危険性があるといわれています。
特に最近は、Windows 11の動作基準を満たさない低スペックのパソコンに無理やりインストールして「最新OS対応」と販売してたり、出所の怪しいMicrosoft Officeが安価で売られているというケースが目立ちます。
こういった非正規な形で入手したソフトは正規のサポートが受けられないため、使っていくうちにトラブルが生じる可能性が高くおすすめできません。
また、すでにOSやソフトが設定済みの形で販売されているパソコンの中には、ウイルスやマルウェアが仕込まれている危険性も否定できません。
「やめとけ」の理由⑤|当たり外れが大きい
中古パソコンは程度の当たり外れが大きいという意見もよく聞かれます。
中古パソコンは使用年数や使われ方によって一台一台コンディションが異なるため、程度のいい商品もあれば悪い商品もあり、ギャンブル的な要素が大きいと思われています。



なんだかすごく不安になる!?
中古ノートパソコンが「やめとけ」と言われる本当の原因


中古のノートパソコンで多く言われる「やめとけ」の理由としてデメリットを5つに分けてご紹介しましたが、すべての中古パソコンにあてはなるわけではありません。
しかしそれでも中古ノートパソコンに対して「やめとけ」という意見が多いのは、もっと深い原因があるからです。
ここでは、中古ノートパソコンが「やめとけ」と言われる本当の原因について解説します。
「やめとけ」の原因①|素性の良くない業者が多い
中古パソコンを取り扱っている業者の中には、明らかに初心者を狙い撃ちにしている素性の悪い業者が横行しています。
すべての業者が悪いわけでは決してないのですが、こういった一部の業者が業界全体の印象を悪くしているのは否めません。
「やめとけ」の原因②|初心者には良し悪しの見分けが難しい
中古パソコンの良し悪しを見分けるのは初心者の方には難しいかもしれません。
外観のキズや汚れだけでなく、パーツの劣化やスペックまで見極めていい商品を選ぶには、パソコンに関する知識が相当必要です。
「やめとけ」の原因③|購入後も不良に気づきにくい
スペックの低い中古パソコンや非正規ソフトの入った商品を買ってしまった場合でも、購入後もそれに気づかないケースもかなりあるのが事実です。
かなり古いパソコンでも、ハードディスクをほんの数千円のSSDに交換するだけで起動時間「だけ」を早くすることは可能。
こういった商品は買った当初は起動が早くても、使っているうちに遅くなったり不具合がでてくることも多いのですが、そういった場合も「中古だから仕方ない」とあきらめてしまうことが多いようです。



やっぱり初心者は騙されやすいってこと?



いや、ちゃんと解決策があるから安心して
中古ノートパソコン購入で騙されない「たった1つの解決策」


ここまで読んで、中古パソコンに対して不安を覚えてしまった方も多いでしょう。
しかし当サイトは中古パソコン専門サイト。これまでの不評やデメリットをひっくり返す解決策をちゃんと用意しています。
その解決策とはたった1つ「信頼できる購入先から買うこと」です。



信頼できる購入先?
解決策|信頼できる購入先から買う
これまでお伝えしてきた中古パソコンのリスクやデメリットは、素性の悪い業者から怪しい商品を買ってしまったことに起因することがほとんどです。
中古パソコンの購入トラブルは、正しい購入先から買うことでそのほとんどを解決することができます。
「中古パソコン選びは購入先選び」といっても過言ではありません。
中古パソコン購入で騙されない唯一の方法は、顧客を決して騙すことのない、信頼できる購入先から買うという、とてもシンプルなものです。
正しく買えばメリットも多い
正しい購入先から買った中古パソコンには、新品とは違ったメリットがあります。
価格が安い
新品のノートパソコンを購入する場合、セールを利用しても8~10万円程度の予算が必要になります。
中古ノートパソコンであれば、Windows 11正規対応モデルでも3万円程度から購入可能。予算5万円もあればかなりコンディションのいい商品を選ぶこともできるでしょう。
Windows 11も使える
2025年10月にはWindow 10のサポートが切れるため、中古パソコンであっても今後はWindows 11に対応したモデルを選ぶ必要があります。
信頼のおける中古パソコン専門店であれば、これからも十分使えるWindows 11対応モデルを安心して購入可能です。
ワンランク上のモデルが手に入る
同じ予算であれば新品よりもワンランク上のモデルが手に入るのも中古パソコンの魅力です。
例えば新品で買える8万円程度のノートパソコンの場合、コスト削減のためにボディの軽量化やボディの材質が犠牲になることも多いのですが、中古パソコンであれば、本体にアルミニウムやカーボン、マグネシウムといった高価な素材を使った高スペックな軽量モバイルノートも同予算で選択可能。
またMacの場合も、現行モデルで最安のM3チップ搭載MacBook Airの価格は164,800円からとなりますが、中古であれば同じCPUを搭載した2023年モデルのMacBook Proを15万円くらいから選ぶことができます(記事執筆時イオシス価格)。



なるほど!中古にも色々メリットがあるのね



ちゃんとした所からちゃんとした商品を買うのがポイントだね
信頼できる購入先は「中古パソコン専門店」


中古パソコンを安心して購入するには、信頼できる「中古パソコン専門店」から買うのが一番確実です。
中古パソコン専門店とは、文字通り中古パソコンを専門的に扱うショップのこと。
実店舗を構えるショップもありますが、ほとんどはネット上の自社オンラインショップで販売を行っています。
中古パソコン専門店には以下のような特長があります。
特長①|独自のオンラインショップ
中古パソコン専門店の多くは自社独自のオンラインショップで販売を行っています。
メルカリや楽天市場、ヤフーショッピングなどにも出品している業者もありますが、自社サイトのオンラインショップからの購入がおすすめです。
自社サイトでは販売手数料などがかからないので、価格や保証、送料などの面で大手通販サイトよりもいい条件で販売されていることが多いようです。
また、大手通販サイトのようにいい業者も悪い業者も混ざった状態ではないので、安心して購入が可能です。
新品同様の商品から価格の手ごろな商品まで、独自ルートで仕入れた中古パソコンを幅広く販売しています。
特長②|独自の仕入れルート
パソコンは家電量販店などを通じて個人のみなさんに販売される個人向けモデルと、企業などの法人向けに販売・リースされる法人モデルの2つにわけられます。
中古パソコンの多くは、企業向けの法人モデルが中心になっています。
個人の場合、パソコンは基本的に「使える間は使う」という方が多いでしょう。スマホのように「機種変更」というようなシステムがないため、個人向けのパソコンは中古品の流通ルートが確立されていません。
それに対し企業などではリースやレンタル契約でパソコンを利用することも多く、3~5年ごとに計画的にパソコンの入れ替えるが行われています。
こうした下取りやリース返却で返ってきたパソコンを整備して再販するのが中古パソコンの流通のしくみとなっています。
中古パソコン専門店の中には系列にリース会社やリサイクル会社を持っていることも多く、独自の仕入れルートから良質な中古品を安定して提供することができています。
特長③|独自の品質管理
仕入れた商品は、各社の基準にのっとり厳重に品質管理されています。
まずは情報漏えい防止の観点からデータの消去とディスクの初期化、ウィルスチェックが実施され、その後クリーニングと動作確認ののち、在庫として管理されます。
企業から直接中古パソコンを仕入れているショップや、各自治体に登録されたリサイクル業者から仕入れを行っているショップであれば、情報漏洩えいや非正規ソフト、ウィルス感染の心配はありません。
特長④|独自の商品ランク
品質チェックが済んだ商品は、ショップ独自の基準に沿った商品のランク付け(グレーディング)が行われます。
外観のキズや汚れ、使用感などがチェックされ、A/B/Cランクや良品/並品というようなユーザーが分かりやすい形で商品をランク分けしています。
同じ年式・型式のパソコンでも使われ方によってコンディションが異なる中古パソコンですが、こうしたランクわけによって「当たりはずれ」のない安心した商品選びができるようになっています。
特長⑤|独自の保証
中古パソコンの場合メーカー保証は切れてしまっていますが、ショップ独自の保証をつけていることも多いです。
保証期間や保証内容は各社まちまちですが、中には1~3年というメーカー保証と同等以上の内容でサービス提供しているショップもあります。
中古パソコンを購入する際は、保証期間や内容もよく確認してみましょう。
このように、中古パソコン専門店ではさまざまな独自サービスを提供していますが、中古品である以上どうしてもパーツの劣化についてはある程度のリスクが残ってしまいます。
特にバッテリーやハードディスクは消耗品なので、購入時は問題なさそうでも、いつかは故障して使えなくなってしまうことも考えられます。
ショップによってはバッテリー容量をXX%以上と保証しているところや、購入後の初期不良以外の経年劣化についてもサポートしてくれるところもありますので、各社のサイトを確認してみましょう。
信頼できる中古パソコン専門店の条件


中古パソコンは専門店から買うことで、そのリスクをかなり軽くすることができますが、専門店であればどこでもいいというわけではありません。
信頼できる中古パソコン専門店の条件は以下の5つです。
信頼の条件①|商品ランクが明確
中古パソコンは個体ごとにコンディションが異なります。
同じ年式の同じモデルでも、使われ方によってキズや使用感、バッテリーの減り具合がことなることから「当たり外れが大きい」「中古パソコンはやめたほうがいい」とよく言われるのは事実です。
しかし信頼のおける中古パソコン専門店の多くは、独自の「商品ランク」を設けて品質を管理しています。
「新品同様/良/並」や「S/A/B/C」など呼び方はショップによってまちまちですが、それぞれ評価基準を設けてランク分けすることで、安心して中古パソコンが選べるようになっています。
中古パソコン専門店を訪れた際には商品ランクを確認して、逆に明確な商品ランクが設けられていないショップはいったん候補から外してもいいでしょう。
信頼の条件②|CPUの世代表記が明確
パソコンの頭脳である重要パーツCPU。パソコンに詳しくなくても「Core i5」とか「Core i7」といった名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
「Core i5」や「Core i7」といったCPUの型番はパソコンの性能を知るうえでとても重要ですが、中古パソコンにとってそれ以上に大切なのがCPUの「世代表示」。型番の後ろに続く4~5桁の数字で確認できます。
CPUの世代表記は中古車で言ったら年式、中古マンションで言ったら築年数に相当する重要な情報です。
2025年10月にはWindows 10の更新がストップするので、これから中古パソコンを買うならWindows 11の正式サポートを受けられる第8世代以降のインテルCore iシリーズをおすすめします。
中古パソコンに多いインテルCore iシリーズのCPU搭載モデルの場合、スペック表のCPU欄に「第8世代」と書かれているもの、もしくは「Core i5-8250U」など、型番の後の4~5桁の数字が8000番台以降のものを選ぶといいでしょう。


信頼の条件③|Windows 11の取り扱いが正しい
先ほどCPUの欄でもご説明しましたが、Windows 10のセキュリティアップデートが2025年10月で終了になります。
これから購入するのであれば、Windows 11に対応した中古パソコンを選びましょう。
中古パソコンで流通の多いインテルCore iシリーズの場合、第8世代以降が正式にWindows 11へのアップグレードに対応したモデルとなりますが、中には動作条件を満たしていないパソコンに、裏技を使ってwindows 11をインストールし「Windows 11インストール済み」と銘打って販売しているショップもあります。
こういったインチキなWindows 11搭載モデルを販売するようなショップからは購入しないようにしましょう。
当記事でおすすめするショップであれば、Windows 11に正式対応したモデルしか販売していないので安心です。
各サイトのWindows 11特集ページか、検索機能でWindows 11を検索してみてください。
信頼の条件④|Microsoft Officeの取り扱いが正しい
新品のパソコンには「Office付き」と称してMicrosoft Officeのライセンスが付与されている商品が販売されていますが、中古のMicrosoftのOfficeは正規ルートで入手できる商品として存在しません。
Microsoft Office 2021(やそれ以前)がインストール済みで販売されているパソコンは、かなり怪しいと考えてください。
海賊版か、法人向けや海外向けのボリュームライセンスを不当に利用している不正利用品の可能性が高いです。
不正利用ソフトとともにウイルスやマルウェアがインストールされている危険性もあり、大変危険。こういった商品を売っているショップから買うのはやめましょう。
当サイトでご紹介している多くの販売店では、高価なMicrosoft Officeを付属しない代わりに、互換ソフトである「WPS Office」などを販売・場合によってはサービスで付属しています。
ひとまずこれを使ってみて、不満であれば正規ルートからMicrosoft Officeを購入するようにしましょう。


信頼の条件⑤|バッテリー残量の明示があればベスト
中古のノートパソコンに搭載されているバッテリーは新品時より少なからず劣化しているので、バッテリーコンディションの善し悪しは性能以上に大事といってもいいでしょう。
しかし多くの中古パソコン専門店ではノートパソコンのバッテリーは消耗品としてとらえられ、保証の対象外となっている場合がほとんど。
バッテリーの劣化や保証対象外を理由に、中古パソコンを嫌う方が多いのは事実です。
ですが中には、80%以上のバッテリー残量の商品しか取り扱わないQualitや、バッテリー残量をスペック表に明示しているBe-Stockといったショップもあるので、こういったところから購入すれば安心です。


専門店以外から中古パソコンを買うのが「やめとけ」な理由


中古パソコンは信頼のおける専門店から買うのがおすすめ、とお伝えしてきていますが、その他の方法は本当におすすめできないないのでしょうか?
ここでは専門店以外の中古パソコン購入手段と、その「やめとけ」な理由を解説します。
専門店以外の中古パソコン購入先
中古パソコン専門店以外にも中古パソコンは以下のようなところから購入できます。



それぞれ個別に解説していくね
やめとけ①|メルカリやヤフオク
中古パソコンに限らず、中古品の購入先としてメルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトを思い浮かべる方も多いでしょう。
メルカリやヤフオクで中古パソコンを買うメリット・デメリットとしては以下のようなものがあげられます。
フリマサイトは節約好きな方にとって手軽に利用できる身近な存在ですが、中古パソコンについては、いい商品を見分けることのできる「目利き」が必要な、中・上級者向けの購入先です。
変なものをつかまされるリスクも含めて楽しめる(?)ガジェットマニアにとっては面白い購入先ですが、初心者の方にはおすすめしません。


やめとけ②|Amazon・楽天・ヤフーショッピング
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング等の大手通販サイトでも中古パソコンを購入可能。Amazonのサイトで「Amazon整備済み品」というタグのついた中古パソコンをご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょう。
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピングで中古パソコンを買うメリット・デメリットには以下のようなものがあげられます。
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング等の大手通販サイトにはさまざまな業者が登録していて、その中にはいい業者もいれば悪い業者もいる「玉石混交」という状況。かなり悪徳な業者も多いのが実情です。
しかもショップごとにまとまっているわけではなく、表示される商品情報も各サイトのフォーマットで統一されているため、業者の善し悪しを判断することは難しいでしょう。
結論として、Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング等の大手通販サイトで中古パソコンを買うのはおすすめしません。
メーカーが直接販売している新品であれば比較的安心ですので、大手通販会社でパソコンを購入したいのであれば新品の購入をおすすめします。


やめとけ③|街のリサイクルショップ
ご近所のリサイクルショップでも中古パソコンを売っているのを見かけたことがあるかもしれません。
リサイクルショップで中古パソコンを買うメリット・デメリットとしては以下のようなものがあげられます。
街のリサイクルショップは、商品の入荷タイミングによっては掘り出し物を見つけられることもありますが、そもそも在庫が安定しない点が大きなデメリットです。
また、リサイクルショップで取り扱っている商品はとても多岐にわたるので、スタッフの中古パソコンに関する知識はあてにできません。
初心者の方にはおすすめしにくい購入先です。
やめとけ④|大手家電量販店
大手家電量販店でも中古パソコンを売っている場合があります。
家電量販店で中古パソコンを買うメリット・デメリットとしては以下のようなものがあげられます。
大手家電量販店は経営母体がしっかりしている点、全国展開している点など、ショップとしての信頼性が抜群というメリットがありますが、常に中古品を取り扱っているわけではありません。
店頭展示品や長期在庫品が中古として店頭に並ぶ場合もあり、そういった商品を見つけられればラッキーですが、実際に店舗に行かないとわからないというのが難しいところです。
ただし例外はあります。それがビックカメラグループの「ソフマップ」が運営する中古パソコンショップ「リコレ!」です。
全国のソフマップ店舗で販売している中古品をデータベース化し、全国どこからでも購入可能にした中古品専用の大規模オンラインショップです。


やめとけ⑤|パソコン有償譲渡会
みなさんは「パソコン有償譲渡会」というのをご存じでしょうか?
一般社団法人日本電子機器補修協会(略称JEMTC)という団体が行っているイベントで、全国各地の公共施設などの会場で中古パソコンを販売(同団体は「有償譲渡」と言っています)しています。
この「パソコン有償譲渡会」は、さまざまな噂が飛び交い、あまりいい評判を聞きません。
当サイトでも同団体のWebサイトに公開されている情報から検証してみましたが「よくわからない」というのが実情。
スペックが不明瞭なパソコンをわざわざお金を出して譲渡してもらう理由はみつかりませんでした。
パソコン有償譲渡会はおすすめしません。





なんか色々あるけどどれもイマイチかも



結局は専門店から買うっていうのが一番リスクが少ないんだよ
中古ノートパソコンのおすすめスペック


中古ノートパソコンをどこから買うのが正解なのかについてはご理解いただけましたでしょうか?



うん!専門店から買えばいいのよね
それではもうひとつ重要な「何を買うか」という点についてはどうですか?



そうか、何を買えばいいのかもよくわからないや
先ほども少し触れましたが、2025年10月でWindows 10のサポートが終了します。
これから中古パソコンを購入するのであれば、マイクロソフトが提唱するWindows 11の動作推奨環境をクリアした、Windows 11正規対応モデルを購入しましょう。
その上で、以下のようなスペックを基準に選べばいいでしょう。
- CPUは第8世代インテルCore i5
- パソコンの頭脳であるCPUは、インテルCore i5の第8世代以降がおすすめです。
世代というのはCPUの製造年数にあたり、Windows 11の正規動作基準もこの第8世代以降とされています。
なのでわかりやすくいえば信頼できるショップの「Windows 11正規対応モデル」であれば基本OKと考えていいです。 - メモリは8GB
- メモリとはパソコンのデータの記憶領域で、作業机の広さに例えられます。
容量は多ければ多いほどいいのですが、一般的な使い方であれば8GBもあれば十分です。
中古ノートパソコンの場合はあとから増設できない場合が多いので、購入時にはよく確認しましょう。 - ストレージは256GB以上のSSD
- ストレージもデータの記憶領域ですが、電源を切ってもデータが消えないため長期保存に適しています。
作業机でいう引き出しに例えられるパーツです。
以前はHDD(ハードディスク)が使われていましたが、重くて衝撃に弱い、読み書きの速度も遅いという弱点があるため近年ではSSDが主流となっています。
容量は256GB以上をおすすめしています。 - ディスプレイはフルHDがおすすめ。画面サイズはお好みで
- ノートパソコンはディスプレイも重要です。ディスプレイ性能は画面サイズと解像度の2つをチェックしましょう。
画面サイスは持ち運びやすさに直結します。人気なのは13.3インチから14.0インチのB5ノートといわれるサイズで、外に持ち運んでも苦にならない軽量モバイルノートに採用されているさいずです。
外出先で使わないというのであれば、15.6インチのA4ノートといわれるサイズも画面が大きくおすすめです。
画面解像度はフルHD(1920×1080)がおすすめです。



ぜひ参考にしてくださいね
信頼できるおすすめ中古パソコン専門店5選


実は中古パソコンの専門店も数多くあり、正直なところそのレベルもさまざまです。
そこでこの記事では、中古パソコン購入がはじめてという方にも安心しておすすめできる、信頼できる中古パソコン専門店を5つご紹介します。
おすすめ①|Qualit(クオリット)
QualitはIT機器のレンタル・リース業を営む横河レンタ・リースが直営する中古パソコン専門店。
名前の由来は「Quality+IT」。毎日1000台にも及ぶレンタル・リースアップ品の中から厳選した商品のみを販売する「他店よりワンランク上の品質」が自慢のショップです。


Qualitの概要
大手運営の安心感/ワンランク上の品質管理が魅力
- 大手通信商社「横河レンタ・リース」が直接運営する中古パソコンショップ
- レンタル用に自社購入した中古PCを販売するため調達コストゼロ。安価で販売可能
- 毎日大量入荷する中古PCからいいものだけを厳選して販売
- 他社よりワンランク上の厳格な品質基準
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
セール品有 | 厳選商品 | 1年間 | 1万円以上無料 | 大手商社運営 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
在庫豊富 | 常時在庫 | 取扱なし | 業務用WS | 取扱なし |
\業界基準を超えた厳格な品質管理!/








おすすめ②|Be-Stock
Be-Stockは1993年から中古パソコン販売を続けている実績のある中古パソコン専門店。
レノボのThinkPad専門のショップも運営しています。
購入前の個別質問にも丁寧に答えてくれるサポートの良さが評判で、中古パソコンでありながらメモリやストレージの増設といったカスタマイズ対応もしてくれる頼れるショップです。


Be-Stockの概要
法人モデル中心でThinkPadに強い!
- 企業・団体へのシステムインテグレーション事業を展開する「アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社」が運営
- レノボのThinkPad専門の専門店と、その他の中古パソコン専門店の2店舗
- 1993年設立の実績ある中古パソコンショップ
- 法人モデル中心だがMacやiPadの在庫も豊富
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
良レベル | 明確・詳細 | 1年間 | 1,100円 | 30年の歴史 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
在庫豊富 | 常時在庫 | 多少あり | 在庫なし | 常時在庫 |
\1年保証!30年の実績!/




おすすめ③|PC WRAP
PC WRAPはコスパに優れた商品を扱う中古パソコン専門店です。
最大の特徴は業界最長の3年保証。中古パソコンは保証が不安という方におすすめのショップです。


PC WRAPの概要
業界最長3年間保証!安心で選ぶならここ!
- 中古パソコン販売歴20年の老舗
- 運営は「株式会社エスエヌシー」システム開発やITシステム構築・運用、リユース事業を展開
- 業界最長の3年保証
- 全商品にWPSOffice2を無料で付属
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
普通レベル | 普通レベル | 業界最長3年 | 9,999円以上無料 | 販売歴20年 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
在庫豊富 | 常時在庫 | 取扱なし | 業務用WS | 取扱なし |
\業界最長3年保証!販売歴20年!/


おすすめ④|IOSYS(イオシス)
東京秋葉原や大阪日本橋など全国に店舗を構える人気ショップ。スマホの販売や買取でも有名です。
MacやiPadといったApple製品の在庫が豊富で、販売ページも機種別・年式別に分類されているため選びやすいのが特長です。
買取も行っているので、次回また買うときに下取りをしてくれるのもうれしい点です。


イオシスの概要
MacやiPad、Apple製品の在庫一番は一番!
- 秋葉原や新宿、大阪、名古屋、福岡、神戸など、全国13店舗
- 「けっこう安い」が目印の中古ショップ
- 個人向け商品に強い。MacやSurfaceといったおしゃれなパソコンの在庫が多い
- スマホやタブレットの在庫も豊富
- 「けっこう高い」買取もおすすめ
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
普通レベル | 独自ランク明確 | 3か月 | 970円~ | 実店舗が有名 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
常時在庫 | 在庫豊富 | 在庫豊富 | 多少あり | 在庫豊富 |
\「けっこう安い」でおなじみ!/


おすすめ⑤|ジャンクワールド
リサイクル業を営む株式会社アールキューブが運営する中古パソコン専門店。
年間販売台数50000台の実績と豊富な在庫から選べるコスパの良さが魅力のショップです。
まとめ|「中古ノートパソコンはやめとけ」5つの理由と1つの解決策


「中古パソコンはやめとけ」と言われる5つの理由と、そのたった1つの解決策について解説してきました。
- 中古パソコンにリスクがあるのは事実
- ほとんどの場合は間違った先から購入したケース
- 中古パソコンは専門店から買うのが正解
- 各社の保証内容の違いは要チェック
中古パソコンのリスクをしっかり理解して、間違いのない購入先から買うようにしましょう。
この記事が、みなさんの中古パソコン選びの参考になれば幸いです。



