中古MacBookの狙い目モデルと選び方のコツについて解説します。
MacBookは人気のノートパソコンで、最新モデルから中古まで多くのモデルから選ぶことができます。
その反面、何を基準に選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。
また、中古のMacBookには「買ってはいけない」「やめたほうがいい」という意見もネットにはあるようで、本当に大丈夫なのか不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、スティーブ・ジョブズ存命中から現在に至るまで、ずっとMacを使い続けている当サイト管理人が、中古MacBook選び方のポイントと狙い目のモデル、そして「買ってはいけない」と言われる理由について解説します。
- MacBookが欲しい
- 新品は高いから中古でもいいかと思っている
- 「買ってはいけない」という意見もあるみたいで気になる
- MacBookの中古は色々あって何を選べばいいのかわからない
- 狙い目の中古MacBookが知りたい
こんな方は、ぜひお読みくださいね
中古MacBookは狙い目?買ってはいけない?
MacBookが欲しいけれど、新品は高いから中古でもいいかと思っていますか?
しかしネットで中古MacBookについて調べてみると「狙い目」という意見があったり「買ってはいけない」という意見があったりするので、どちらの意見を信じていいのかわからないという方も多いでしょう。
当サイトは中古パソコンの専門サイトですので、中古MacBookについては「狙い目」というスタンスですが、その一方で「買ってはいけない」という意見も理解できます。
そこでこの記事では、前半は中古MacBookが狙い目な理由とおすすめモデルについて、後半では「買ってはいけない」という意見が出てくる理由について詳しく解説します。
MacBookは中古が狙い目な理由
MacBookは中古が狙い目です。
特に初めてMacbookを買おうと思っている方には、積極的に中古をおすすめします。
その理由は3つです。
- 新品のMacBookは高価で高性能すぎる
- MacBookは中古でも高性能
- Macbookは中古でも下取りに出せる
新品のMacBookは高価で高性能すぎる
MacBookはプロのクリエイターやエンジニアにも人気のノートパソコンですが、その理由は高性能だからに他ありません。
Appleは他のパソコンメーカーのように価格重視の廉価モデルを用意していないので、エントリーグレードであるMacBook Airであっても、他メーカーのミドルスペック以上の実力を持っています。
プロのクリエイターの要求に応える高性能は、逆に言えば一般ユーザーにとっては手に余ることになりかねません。
その分価格も高いので、なかなか手を出しづらいのが新品のMacBookの弱点です。
その点中古のMacBookであれば、価格もリーズナブルで手ごろになっています。
MacBookは中古でも高性能
新品の性能が高すぎるということは、裏を返せば中古でも十分高性能だという証拠にもなります。
一般的な使い方からグラフィックデザインといった専門的な使い方まで、中古のMacBookは十分な性能を持っています。
特にApple自社製チップであるM1/M2/M3チップ搭載モデルであれば、性能面での不満はほとんどないでしょう。
MacBookは中古でも下取りに出せる
MacBookは中古でも大変人気なので、リセールバリューが高いのも大きな特長。
例え中古で購入したものでも下取りに出せることが多いです。
最初は中古を購入して、数年使ってから新しいMacBookに買い替えるのはかしこい選択と言えます。
そもそもMacBookってどこがいいの?
そもそもの話、MacBookはなぜ人気なのでしょうか?どこが優れているのでしょうか?
- 洗練されたデザイン・ブランド力
- iPhoneやiPadなどApple製品との連携
- 高いリセールバリュー
- 高性能・美しいディスプレイ
- 優れたバッテリーマネージメント
- 実はWindowsも使える
洗練されたデザイン・ブランド力
MacBookは、シンプルで美しいデザインが特徴です。アルミニウムユニボディ構造は見た目の美しさと堅牢性を両立させ、他のノートパソコンと一線を画します。特に薄さと軽さ、そして質感の良さが評価されています。
また、Appleは高品質で革新的な製品を提供するブランドとして広く認識されています。
Apple製品を所有することは一種のステータスシンボルとなり、多くの人々がその信頼性とイメージのためにMacBookを選びます。
iPhoneやiPadなどApple製品との連携
Apple製品間でのシームレスな連携が大きな魅力です。
iPhoneやiPadとMacBookを使用することで、Handoff、Universal Clipboard、AirDropなどの機能を利用して、デバイス間での作業がスムーズに行えます。
例えば、iPhoneで作成したメモをそのままMacBookで編集したり、AirDropで簡単にファイルを共有したりすることができます。
またiPadをサブディスプレイとして使えるSide carという機能も便利です。
高いリセールバリュー
MacBookは中古市場での価値が高く保たれる傾向があります。
これは、Appleのブランド力や製品の耐久性、高い需要によるものです。
MacBookは購入してから数年後でも、比較的高い価格で売却できるため、トータルコストでみると決して高い買い物ではありません。
高性能・美しいディスプレイ
MacBookは、優れたハードウェア性能と美しいRetinaディスプレイを搭載しています。
高解像度のRetinaディスプレイは鮮明な画像と正確な色再現を提供し、クリエイティブな作業やメディア鑑賞に最適です。
また、MacはOSに採用されているフォントが美しいことも魅力のひとつ。
ハード・ソフト両面の美しさは、プロのクリエイターに長く愛されてきた理由のひとつです。
優れたバッテリーマネージメント
MacBookは、バッテリー寿命が長く、優れたバッテリーマネージメント機能を備えています。
Appleのハードウェアとソフトウェアの最適化により、一回の充電で長時間使用できるため、外出先でも安心して使用できます。また、バッテリーの劣化を抑える充電管理機能も搭載されています。
実はWindowsも使える
MacBookでは、Boot Campや仮想化ソフトウェアを使用してWindowsを実行することができます。
これにより、Windows専用のアプリケーションや開発環境を利用したい場合でも、MacBookで対応できるため、作業環境の柔軟性が高まります。
またmacOSはLinuxがベースになっているため、UNIXやLinuxの開発環境としても利用可能。
プログラマーやエンジニアにも多く愛用されています。
MacBookはどんな人に向いているの?
中古でも人気のMacBookですが、向いている人と向いていない人が結構はっきり分かれる傾向にあります。
MacBookが向いている方はこんな方です。
- クリエイティブ用途で使いたい人
- プログラミングを学びたい人
- Apple製品を他にも持っている人
クリエイティブ用途で使いたい人
グラフィックデザインやWebデザイン、動画編集、DTMなどのクリエイティブな用途で使いたいという方にMacBookはおすすめです。
無料で使えるお手軽ソフトからプロ向けの本格的なソフトまで、多彩なクリエイティブソフトが利用できます。
プログラミングを学びたい人
プログラミングもMacの得意分野です。
macOSはUNIXベースのオペレーティングシステムで、多くのプログラミング言語やツールがネイティブにサポートされています。Python、Ruby、JavaScriptなど、人気のある言語を使って簡単に開発環境を整えることができます。Xcodeという無料の統合開発環境(IDE)も用意されており、iOSアプリやmacOSアプリの開発に最適です。
Apple製品を他にも持っている人
Apple製品を複数持っている人にとって、MacBookは非常に便利です。
iPhoneやiPad、Apple Watchとシームレスに連携できるため、デバイス間での作業がスムーズに行えます。
例えば、iPhoneとのメールや連絡先の同期やAirDropを使ったファイルの共有、iPadで描いたスケッチをMacBookに取り込んだりすることが簡単にできます。
さらに、iCloudを利用することで、写真やファイル、連絡先などが自動的に同期され、どのデバイスからでもアクセスできます。
このエコシステムの一体感が、Apple製品の大きな魅力です。
中古MacBook狙い目モデル3選
それでは具体的に、どんなMacBookが狙い目なのか解説しましょう。
多くの種類がある中古MacBookの中から、特におすすめの狙い目モデルを3つピックアップしました。
- M1 MacBook Air(2020)
- M1 Pro/Max MacBook Pro(2020)
- M2 MacBook Air 15インチ(2022)
狙い目①|M1 MacBook Air (2020)
M1 MacBook Air (2020)は、Apple初の自社製CPUであるM1チップを搭載し、従来モデルに比べ性能と効率性が大幅に向上したモデルです。
ファンレス設計で静かに動作し、バッテリー寿命も最大18時間と長持ち。13.3インチのRetinaディスプレイは鮮やかな色彩を提供し、軽量で持ち運びやすい点も魅力です。
日常の作業からフルHD動画の編集といったクリエイティブ作業まで幅広く対応でき、コストパフォーマンスが高い狙い目モデルです。
予算は8万円台から選べます。
MacBookデビューとして最もおすすめのモデルです_
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狙い目②|M1 Pro/Max MacBook Pro (2021)
M1 Pro/Max MacBook Pro (2021)は、プロフェッショナル向けに設計された高性能モデルです。
M1 ProおよびM1 Maxチップは、無印のM1チップよりもさらに高性能で、モンスター級の演算能力とグラフィック性能を誇ります。
その性能は現在でも十分すぎるほど強力で、最大32GBのメモリと8TBのストレージが選べ、4K動画編集や3D CG制作といった複雑なクリエイティブ作業や高負荷な作業にも対応可能です。
14インチと16インチの2サイズがあり、高解像度のLiquid Retina XDRディスプレイを搭載。
予算は16万円台から。今もプロが現役で使っている高性能を、お求めやすい価格で購入可能です。
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狙い目③|M2 MacBook Air 15インチ (2023)
M2 MacBook Air 15インチ (2023)は、大画面とM2チップを組み合わせたモデルです。
15インチの大きなRetinaディスプレイは作業スペースが広く、複数のアプリケーションを同時に快適に使用できます。
M2チップはさらに高速でエネルギー効率も高く、日常のタスクから高度なクリエイティブ作業までスムーズに処理します。
大画面モデルでありながら薄型軽量で持ち運びやすく、長時間のバッテリー寿命も魅力です。
予算は15万円台から。在庫数が少ないのでお気に入りのモデルが見つかったら即買いです。
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狙い目の中古MacBookを選ぶコツ
狙い目の中古macBookを選ぶコツについて解説します。
- 狙い目はM1/M2/M3チップ搭載MacBook
- ProとAirの違いを理解しよう
- 外観の汚れ・キズ・歪みは要チェック
- バッテリーの劣化具合も確認
- メモリ・ストレージは増設不可
- 保証期間・内容も確認しよう
狙い目はM1/M2/M3チップ搭載MacBook
MacBookは搭載するCPUによって大きくふたつにわかれます。
ひとつは2020年まで搭載されていたインテル製のCPU、もうひとつは2020年後半から搭載されているApple社製のCPUです。
中古のMacBookを選ぶなら、圧倒的にApple製CPUであるM1、M2、M3チップ搭載モデルが狙い目です。
これらのチップはApple独自の設計で、高いパフォーマンスと省電力性が特徴です。
特にM1チップは、これまでのパソコンの常識を覆す圧倒的な性能の高さで、2020年の発表時には世界中を驚かせました。
そしてその後もM1 Pro/M1 Maxといった上位モデルの登場、M2、M3チップへの世代進化を続けており、常に最新のソフトウェアやハードウェアにも対応しています。
「Appleシリコン」と呼ばれるこれらのチップを搭載したモデルは非常にコストパフォーマンスが高く、長く安心してお使いいただくことが可能です。
ProとAirの違いを理解しよう
MacBookにはProとAirの2つのシリーズがあります。
MacBook Proは高性能で、重い作業やプロフェッショナルな用途に向いています。デザイナーや動画制作のプロにも多く愛用されています。
一方、MacBook Airは軽量で持ち運びやすく、日常的な使用に適しています。
バッテリー寿命も長く、外出先での使用に便利です。
はじめてのMacBookであれば、MacBook Airを中心に選んでみるといいでしょう。
日常の使い方においてスペック的に不満を感じることは少ないはずです。
外観の汚れ・キズ・歪みは要チェック
中古のMacBookを購入する際は、外観の汚れ、キズ、歪みをしっかりチェックしましょう。
液晶ディスプレイにヒビやキズ、表示ムラがないか、キーボードに欠損や故障はないか、手荒な使用による本体のキズや歪みがないか、十分に確認したうえで購入しましょう。
オンラインで購入する場合は個々の商品コンディションを細かく把握することは難しいかもしれませんが、販売元によっては独自の商品ランク基準を設けているところも多いので、参考にするといいでしょう。
バッテリーの劣化具合も確認
中古のMacBookを選ぶ際には、バッテリーの劣化具合も必ず確認しましょう。
MacBookのバッテリーは消耗品であり、使用時間や充電回数により劣化します。
バッテリーの状態は、システム情報から確認できます。特に充放電回数(サイクルカウント)が多い場合、バッテリーの寿命が短くなっている可能性があります。
できれば実物をチェックして、実際の使用時間を確認するか、販売者にバッテリーの状態について詳細な情報を尋ねることをお勧めします。
メモリ・ストレージは増設不可
中古のMacBookを購入する際は、メモリとストレージが増設できない点を考慮しましょう。
特に、最近のモデルは内部構造が一体化されており、後からメモリやストレージを追加することができません。
したがって、購入時に必要な容量を慎重に選ぶことが重要です。
メモリは8GB以上、ストレージは256GB以上を推奨します。これにより、長期間快適に使用できるでしょう。
特にプロフェッショナルな用途では、余裕を持ったスペックを選ぶことが望ましいです。
保証期間・内容も確認しよう
中古のMacBookを購入する際は、保証期間とその内容を確認することが大切です。
多くの中古品販売業者は、短期間の保証を提供していますが、その内容や範囲は異なる場合があります。
故障や不具合が発生した際に、どのようなサポートが受けられるのかを確認しておきましょう。
歴代MacBookの搭載CPUについて
先ほど「狙い目はM1/M2/M3チップ搭載MacBook」の欄で少し解説しましたが、MacBookにはApple自社製とIntel社製の2種類のCPU搭載モデルに分かれます。
おすすめなのは2020年下半期に登場したApple社製チップ、通称「Appleシリコン」搭載モデルですが、その理由はそれ以前に搭載されていたIntel製のCPUに比べて高性能だからです。
ここでは、MacBook歴代モデルの搭載CPUをPassmark SoftwareのCPUベンチマーク結果で比較します。
Passmarkベンチマークとは、CPUの性能を客観的に比較できる指標として用いられる数値で、おおよそ下記のような目安とすることができます。
16,000以上 | 4K動画編集や3D CG制作も可能 |
12,000以上 | フルHD動画編集やゲームもプレイ可能 |
8,000以上 | 重たいアプリを複数同時にこなせる高性能 |
5,000以上 | 日常の使い方では問題ないレベル |
3,000以上 | 複数アプリを立ち上げると遅さを感じる |
3,000未満 | 日常使いにも厳しいレベル |
歴代MacBook Proの搭載CPU比較
歴代のMacBook Proに搭載されているCPUを、Passmark SoftwareのCPUベンチマーク結果で比較します。
発売年 | モデル名 | 搭載CPU | Passmarkスコア |
---|---|---|---|
Nov 2023 | MacBook Pro 16インチ | M3 Max 16コア | 40539 |
M3 Max 14コア | 36229 | ||
M3 Pro 12コア | 27617 | ||
MacBook Pro 14インチ | M3 Max 16コア | 40539 | |
M3 Max 14コア | 36229 | ||
M3 Pro 11コア | 24510 | ||
M3 8コア | 19636 | ||
2022-2023 | MacBook Pro 16インチ | M2 Max 12コア | 26448 |
M2 Pro 12コア | 26358 | ||
MacBook Pro 14インチ | M2 Max 12コア | 26448 | |
M2 Pro 12コア | 26358 | ||
M2 Pro 10コア | 21615 | ||
MacBook Pro 13インチ | M2 8コア | 15490 | |
2020-2021 | MacBook Pro 16インチ | M1 Max 10コア | 22031 |
M1 Pro 10コア | 21823 | ||
MacBook Pro 14インチ | M1 Max 10コア | 22031 | |
M1 Pro 10コア | 21823 | ||
M1 Pro 8コア | 17144 | ||
MacBook Pro 13インチ | M1 8コア | 14181 | |
2020 | MacBook Pro 13インチ | Core i7-1068NG7 | 9,343 |
Core i5-1038NG7 | 9,001 | ||
Core i5-8257U | 7,511 | ||
2019 | MacBook Pro 15/16インチ | Core i9-9980HK | 14,119 |
Core i9-9880H | 13,800 | ||
Core i7-9750H | 10,867 | ||
MacBook Pro 13インチ | Core i7-8569U | 8,182 | |
Core i7-8557U | 7,498 | ||
Core i5-8279U | 7,457 | ||
Core i5-8257U | 7,512 | ||
2018 | MacBook Pro 15インチ | Core i9-8950HK | 10,565 |
Core i7-8850H | 10,241 | ||
Core i7-8750H | 9,906 | ||
MacBook Pro 13インチ | Core i7-8559U | 8,442 | |
Core i5-8259U | 7,894 | ||
2017 | MacBook Pro 15インチ | Core i7-7920HQ | 7,389 |
Core i7-7820HQ | 7,164 | ||
Core i7-7700HQ | 6,919 | ||
MacBook Pro 13インチ | Core i7-7567U | 4,124 | |
Core i5-7360U | 3,888 | ||
Core i5-7267U | 3,632 | ||
2016 | MacBook Pro 15インチ | Core i7-6920HQ | 7,330 |
Core i7-6820HQ | 6,828 | ||
Core i7-6700HQ | 6,528 | ||
MacBook Pro 13インチ | Core i7-6660U | 3,563 | |
Core i7-6567U | 3,768 | ||
Core i5-6360U | 3,104 | ||
Core i5-6287U | 3,823 | ||
Core i5-6267U | 3,395 |
注目していただきたいのは2020年。
それまで搭載されていたIntelのCore iシリーズからApple製のM1チップに変更になった年で、それぞれのPassmarkスコアを比較すると約1.5倍もの性能向上が確認できます。
歴代MacBook Airの搭載CPU比較
歴代のMacBook Airに搭載されているCPUを、Passmark SoftwareのCPUベンチマーク結果で比較します。
発売年 | モデル名 | 搭載CPU | Passmarkスコア |
---|---|---|---|
2024 | Macbook Air 13/15インチ | M3 8コア | 19636 |
2022-2023 | Macbook Air 13/15インチ | M2 8コア | 15490 |
2020 | Macbook Air 13インチ | M1 8コア | 14181 |
2020 | Macbook Air 13インチ | Core i7-1060NG7 | 6,654 |
Core i5-1030NG7 | 5,748 | ||
Core i3-1000NG4 | 3,614 | ||
2018 | Macbook Air 13インチ | Core i5-8210Y | 2,768 |
2017 | Macbook Air 13インチ | Core i5-5350U | 2,578 |
2015 | Macbook Air 11/13インチ | Core i7-5650U | 3,007 |
Core i5-5250U | 2,460 |
MacBook Airでも注目していただきたいのは2020年。
Appleシリコンの第1世代であるM1チップの登場で、いきなり2倍以上の性能アップを実現しています。
MacBook Airはバッテリー持ちを優先した省電力タイプのCPUを搭載していたため、ベンチマークスコアに大きな差がついてしまっています。
M1チップ、そしてその後に続くM2/M3チップは、同世代のインテルCPUと比較して圧倒的な性能向上と省電力性を実現した、ノートPCにおいて理想的なCPUなのです。
結論:MacBookは、「Apple M1チップ」を搭載した2020年後半以降のモデルが狙い目です。
中古MacBookを「買ってはいけない」という理由は何?
それでは今度は、中古MacBookを「買ってはいけない」という意見について検証していきます。
中古MacBookに対する否定的な意見としては以下のようなものが挙げられます。
- 初心者向きではない
- メーカー保証が切れている
- 程度の良い悪いの判断が難しい
- バッテリーが劣化している
- キズや汚れがある
うわ?なんかすごく不安になる!
これらの意見は決して間違ってはいません。
ただこれはMacBookに限ったことではなく、中古パソコン全般に対する世間一般の意見に近いものがあります。
当サイトとしては、これらの不安は信頼のおける購入先から買うことで、かなり回避できると考えています。
しかしその一方、中古MacBookならではの理由によって「買ってはいけない」と言える事があるのも事実。
残念ながら、中古MacBookはすべての人におすすめできる訳ではありません。
- 中古MacBookを買ってはいけない人がいる
- 中古MacBookには買ってはいけないモデルがある
- 中古MacBookをこんな購入先から買ってはいけない
これから「人」「モデル」「購入先」の3つのテーマに沿って、中古MacBookを買ってはいけない場合について解説していきます。
こんな人は中古MacBookを買ってはいけない
中古MacBookは、残念ながらすべての人におすすめできるパソコンではありません。
ここでは、中古MacBookを購入すると後悔しそうな、中古MacBookに向かない人について解説します。
安い中古パソコンが欲しい人
価格重視で安い中古パソコンが欲しいという人に、中古MacBookはおすすめできません。
MacBookをはじめとしたApple製品は、そのデザインやブランド価値、品質の高さから、中古市場でも一定の価格が保たれます。
安い中古パソコンを探している方には、他のメーカーの中古パソコンを検討する方が良いかもしれません。例えば、Windows搭載の中古パソコンであれば、性能や状態が良くても価格が抑えられているものが多く見つかるでしょう。
オンラインゲームがしたい人
オンラインゲームを楽しみたいという人も、MacBookは避けた方がいいでしょう。
MacBookは画面も高画質でグラフィック性能も高いのですが、ゲーミング性能に関してはグラフィックボードを積んだWindowsのゲーミングPCの方が適しています。
Steamなどのゲーム配信サービスでも、楽しめるゲームタイトルの数はMacよりWindowsの方が圧倒的に多いため、オンラインゲームを目的とした場合はWindowsのゲーミングPCをおすすめします。
これからパソコンを始めたい人
今までパソコンを使ったことがない、これからパソコンを学んでいきたいという方にも、MacBookはおすすめしづらいです。
例えば学校の授業で使うパソコンや、社会に出て会社から支給されるパソコンはWindowsという場合が多いため、基本的な操作をMacで覚えてしまうと、キー配置やOSの使い勝手など根本的なところで戸惑ってしまうことになるでしょう。
また、市場のシェアは圧倒的にWindowsの方が多いので、もしトラブルがあって誰かに教えてほしいという場合も、Macに詳しい人を探すのは苦労するかもしれません。
これらの条件に当てはまる人にはWindowsパソコンをおすすめします
こんなMacBookは買ってはいけない
MacBookには「どうせ買うならこれを買え」という狙い目モデルがある一方、「これは買ってはいけない」というモデルも存在します。
それは古すぎるMacBook。
具体的には2017年以前のモデルはおすすめできません。
その理由は大きく3つあります。
- 最新OSのサポート切れ
- CPUの性能が低い
- パーツの劣化が進んでいる
最新OSのサポート切れ
2024年現在の最新OSである「macOS Sonoma 14」をサポートするのは2018年モデル以降。
2017年以前のモデルが今すぐ使えなくなるわけではありませんが、メーカーとしてもそろそろ現役引退をしろとのメッセージでしょう。
CPUの性能が低い
2017年モデルに採用されているのは第7世代のインテルCore iシリーズ。WindowsモデルでもWindows 11のサポート対象から外れてしまったCPUです。
Macはその時々の高性能CPUを搭載し続けているので、MacBook Proであれば2017年モデルであってもまだまだ現役で使えます。
しかしこれから数年間使っていくことを考えると、今買うモデルとしてはおすすめできません。
パーツの劣化が進んでいる
2017年モデルともなると、かなりパーツの劣化も進んでいるはずです。
バッテリーやディスプレイ、キーボードなど、経年で劣化するパーツは多いので、せっかく安価で買っても修理する羽目になってしまえば元も子もありません。
2017年以前のモデルは購入対象から外すことをおすすめします
こんな購入先からMacBookを買ってはいけない
中古のMacBookはさまざまなところで購入が可能ですが、こんな購入先は避けた方がいいでしょう。
フリマ・オークションサイト
メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイトでは、多くのMacBookが出品されていますが、個人間取引の場合は基本的に「ノークレーム・ノーリターン」が原則。
商品に対する保証は期待できません。
商品の良し悪しを自分で判断できて自分の判断に責任の持てる、上級者向けの購入先と言えるでしょう。
街のリサイクルショップ
リサイクルショップなどの店頭でiPadの中古品を購入することも可能です。
店頭で商品を実際にチェックできるのは魅力ですが、在庫が豊富でないこと、店舗側の製品知識が豊富でない場合が多いことなどの理由から、商品の良し悪しを自分で判断できる「目利き」ができる方向けの購入先となっています。
ジャンク専門店
東京・秋葉原や大阪・日本橋などには多くの中古パソコンショップがありますが、その中でもジャンク品を専門に扱っているショップがあります。
非常に安価なことが多いですが、正常に動く保証はないため、相当腕に自信のあるマニアの方以外は手を出さないのが無難です。
中古MacBookはどこで買うのが正解?
中古MacBookはさまざまなところで購入が可能ですが、いったいどこから買うのが正解なのでしょうか?
中古MacBookの主な購入先をおすすめ度とともにご紹介します。
中古パソコン専門店
おすすめ度★★★★★
中古パソコンの専門店の多くはMacBookの取扱いも行っています。
豊富な在庫、専門知識、保証、価格とすべての面においてバランスが取れていて、おすすめの購入先のひとつとなっています。
中古MacBookの購入は、Apple製品の在庫が豊富なイオシスが特におすすめです。
Apple認定整備済製品
おすすめ度★★★★★
初期不良やオーダーミスなどでメーカーに戻ってきた製品を再整備して販売されるのがApple認定整備済製品です。
整備済製品には、新しいバッテリーと外装が搭載されており、1年間の製品保証がついて最大15%割引で購入可能。
コンディションとしてはほぼ新品に近いため、新品の購入を検討されている方に特におすすめします。
ただ非常に人気が高いので、常に在庫があるわけではありません。
こまめにサイトをチェックすることをおすすめします。
Amazon整備済み品
おすすめ度★★★★☆
Appleの認定整備済製品と名前がよく似ているため間違われることが多いのですが、Amazon整備済み品は一般の中古品です。
中古パソコンにおいてはかなり悪質な業者も散見されるので当サイトとしてはあまりおすすめはしていないのですが、Apple製品については比較的良好な製品が多くおすすめです。
Apple製品は仕入れ値が高く、悪徳業者にとって旨みがない(儲けづらい)というのがその理由なのかもしれません。
しかし油断は禁物。購入にあたっては商品情報をよく確認して、先に紹介したイオシスなどの中古パソコン専門店と比較しながら検討することをおすすめします。
中古MacBookおすすめの中古パソコン専門店
MacBookの取り扱いの多いおすすめの中古パソコン専門店をご紹介します。
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中古MacBookを買うなら一番おすすめしたいのがイオシス。
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そして何よりMacBook Pro/MacBook Airが年代ごとに分類されていてとても選びやすいです。
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Be-Stockの概要
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- レノボのThinkPad専門の専門店と、その他の中古パソコン専門店の2店舗
- 1993年設立の実績ある中古パソコンショップ
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まとめ|中古MacBook選び方のコツと注意点
中古MacBook選び方のコツと注意点について解説しました。
- 狙い目はM1/M2/M3チップ搭載モデル
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この記事が皆さんの中古パソコン選びの参考になれば幸いです。