中古パソコンの選び方について解説します。
みなさんは「パソコン選びは難しい」とお考えではありませんか?
家電量販店に行くとさまざまなメーカーから多くのパソコンが販売されていて、どれを選べばいいのかよくわからないという方も多いでしょう。
家電量販店で売っている新品パソコンでもそうなのですから「中古パソコンの選び方なんてもっとわからない」と思うかもしれません。
ネットで検索すると、中古パソコンについては「やめとけ」「初心者向きではない」「当たりはずれが大きい」といった否定的なコメントも多いため「中古パソコン選びは自分には無理かもしれない」とあきらめてしまいたくなる気持ちもよくわかります。
でも大丈夫。
中古パソコン選びは決して難しくはありません。
この記事では、絶対に失敗しない中古パソコン選びのポイントを、初心者の方にもわかりやすく解説します。
- 中古パソコンに興味がある
- 中古パソコン選びに自信がない
- 中古パソコン選びで騙されないか不安
- 中古パソコン選びで失敗したくない
- コスパのいい中古パソコンが欲しい

こんなはぜひお読みくださいね
\絶対に失敗しない/
中古パソコンの正しい選び方


先に結論から申し上げます。
中古パソコンの正しい選び方は「自分に合った商品を信頼のおける購入先から買う」というとてもシンプルなものです。
この「自分に合った商品」と「信頼のおける購入先」という2つのポイントさえ押さえることができれば、中古パソコン購入で考えられるデメリットの多くを回避することが可能です。
ではこの2つのポイントをしっかりと理解するために、さらに6つに細かく分けて解説していきましょう。
- 中古パソコンのメリット・デメリット
- 自分の用途に合ったパソコンの選び方
- 中古パソコンのスペックの見方と選び方
- 主な中古パソコンの購入先
- おすすめは中古パソコン専門店
- 信頼できる中古パソコン専門店の選び方



これから順に説明していきますね
中古パソコンのメリット・デメリット


中古パソコンを購入する前に、中古パソコンのメリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。
特にデメリットを理解することで、自分にとって中古パソコンは向いているのかを客観的に判断することができるようになります。
メリット①|コスパの良さ
中古パソコンの一番のメリットはコスパの良さ。
一般的に新品と比較して30〜70%程安く購入できることが多く、例えば新品で15~20万円するビジネスノートPCでも、中古であれば3~7万円前後で手に入れることができます。
また、中古パソコンの多くは法人向けモデルがベースになっていますが、法人モデルは耐久性に優れた部品を使用していることが多く、中古でも長く使えるため耐用年数の面でも経済的です。
メリット②|ワンクラス上のモデルが手に入る
もしも新品を購入する予算がある場合でも、同予算でワンクラス上のモデルが手に入るのも中古パソコンのメリットです。
例えば人気のMacBookの場合、MacBook Airの新品と同予算で同じM3チップを搭載したMacBook Proの中古が選べます。
また、新品のWindowsノートパソコンは最低でも8~10万円程度の予算が必要。この予算だとボディの素材などにコストがかけられないので、どうしても重量が重くなってしまう傾向にありますが、中古であれば本体にアルミやカーボン、マグネシウム素材を使った軽量モバイルノートPCも購入可能です。
デメリット①|新品より性能が低い
パソコンは毎年のようにモデルチェンジを行っています。
パソコンの性能は年々向上しているため、現在販売中の新品パソコンと比較すると、中古パソコンはどうしても性能が低く見られます。
しかし、インターネットや動画を見たり簡単な資料作りといった軽めの作業であれば、中古パソコンの性能でも十分な場合も多いです。
デメリット②|メーカー保証がない
新品のパソコンには1年から数年のメーカーによる保証がついていますが、中古パソコンはこの保証期間が過ぎているものがほとんどです。
中古パソコンであっても販売店によっては独自の保証を設けている場合も多いので、購入時には保証内容をよく確認しましょう。
デメリット③|バッテリーやパーツの劣化
パソコンのパーツは使っているうちに経年で劣化をしていきます。
特にノートパソコンの場合はバッテリーの劣化に注意が必要です。
中古パソコンのバッテリーは保証の対象外になっている場合も多いのですが、中にはバッテリー残量を保証していたりスペック表に明記しているショップもあるので、こういったところから買うと安心です。
このように中古パソコンのメリット・デメリットを十分理解したうえで選ぶようにすることで、納得感の高い買い物ができるでしょう。
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自分の用途に合った中古パソコンの選び方


自分にぴったりの中古パソコンを選ぶには、自分がパソコンでなにをしたいのか、目的をはっきり決めることが重要です。
目的がはっきりしていれば中古パソコンに必要なスペックが明確になるため、買ったあとに後悔するリスクを減らすことができます。
文書作成やネット閲覧などの日常使用


パソコンを使う目的が簡単な文書作成やネット閲覧、動画視聴といった日常使用の範囲内であれば、それほど高いスペックのパソコンは不要。中古パソコンでも十分です。
しかしこれから購入するのであれば、最低限Windows 11の動作基準を満たしたモデルを選びましょう。
具体的には第8世代以降のIntel Core i3以上、またはAMD Ryzen3の3000番台以降のCPUを搭載したモデルとなりますが、細かなスペックがわからないということであれば、あとで紹介する信頼できる中古パソコンショップでWindows 11正規対応モデルの中から選べば問題ありません。
予算としては2~5万円程度で選べます。
資料作成やWeb会議などのビジネス用途


仕事でパソコンを使いたいという場合は、少しスペックに余裕のあるモデルを選びましょう。
文書作成やWeb閲覧、メールなど、作業自体は日常用途とそれほど変わりがないように感じるかと思いますが、ビジネス用途の場合は複数のソフトを同時に立ち上げて使うことが多いため、意外とマシンに負荷がかかります。
最近はzoomやTeamsなどのWeb会議ツールを使うことも多いので、Webカメラ搭載のモバイルノートPCが人気です。
中古パソコンのスペックとしては第10世代以降のCore i5、または4000番台以降のRyzen5搭載ノートがおすすめ。予算は5~8万円前後です。
写真・動画編集などのクリエイティブ用途


写真編集や動画編集などのクリエイティブ作業には、高い処理能力とグラフィック性能が要求されます。
CPUはIntel Core i7第11世代以降、またはAMD Ryzen 7の5000番台以降がおすすめ。さらにNVIDIA GeForceやAMD Radeonといったグラフィックボードを搭載したモデルであれば、レンダリング時間を短縮できます。
またクリエイティブ用途にはMacも人気です。
M1チップ以上のMacBook AirやMacBook Proであれば、外出先にも持っていける薄型軽量ボディと高性能を両立。さらにリセールバリューも高いので、次に買い替える際に下取りに出すことも可能でしょう。
予算としては8~15万円程度が目安です。
オンラインゲーム用途


パソコンでオンラインゲームを楽しみたい場合は、高性能なグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが候補となります。
最新機種であれば、最安モデルでもカジュアルにゲームを楽しむには十分な性能を持っていますが、円安や半導体価格の高騰により価格は上昇中。15~20万円程度の予算が必要になります。
中古であれば10万円以下でも探すことが可能ですが、CPUやグラフィックボードの性能をベンチマークサイトなどで確認し、現行モデルと性能を比較して選ぶようにしましょう。
具体的にはNVIDIA GeForce RTXシリーズやAMD RADEON RX5000シリーズを搭載していれば、現行モデルに近いゲーム体験ができるでしょう。
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中古パソコンのスペックの見方と選び方


パソコンはCPUやメモリ、ストレージといった多くの部品で構成されていて、そのスペックがそのまま性能に反映されます。
スペックの細かな違いを知る必要はありませんが、おおよその目安を覚えておくことでパソコン選びがより間違いないものになるでしょう。
CPUの選び方


CPUはパソコンの処理速度を決める「頭脳」です。Core i5やi7といった名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
パソコンに搭載されているCPUは、Intel Core iシリーズやAMD Ryzenシリーズが有名です。
Intel Core i3は一般事務、i5は万能選手、i7/i9はクリエイティブ・ゲーム向き
型番の後の4~5桁の数字は世代などを表し、8000番台以降がWindows 11正式対応
AMDはRyzen3が一般事務、i5は万能選手、i7/i9はクリエイティブ・ゲーム向き
型番の後の4桁の数字は世代などを表し、2000番台の一部と3000番台以降がWindows 11正式対応
CeleronやPentiumといったCPUもあるが性能が低いので候補から外すのが無難
メモリとストレージの選び方


メモリは作業の快適さを左右します。
メモリは4GBだと作業が少し重く、8GBならOfficeや動画再生もスムーズ、16GB以上なら編集作業やゲーム、複数のタスクも対応可能です。
ストレージはSSDが高速で起動が速く、256GB以上が使いやすいです。
HDDは容量が多く安価ですが、動作が遅く衝撃に弱いという弱点があります。
普段のデータ保存はSSDに、写真や動画のバックアップや大量保存は外付けのHDDに、といった使い分けがおすすめです。
メモリ8GB+ストレージ256GB SSDの組み合わせがおすすめです。
OS(オペレーティングシステム)の確認


現在はWindows 10や11が主流ですが、サポート期間に注意が必要です。Windows 10は2025年10月でサポート終了なので、これから買うのであればWindows 11対応モデルを選びましょう。
しかし中にはWindows 11の動作基準を満たさない古いモデルに裏技的な手法を使ってインストールし「最新OS搭載」と言って売るような業者もいるので注意が必要です。
ディスプレイの選び方


ノートパソコンはディスプレイも重要な要素。ディスプレイサイズはパソコン本体の大きさに直結するため、使い方に合わせたチョイスが必要です。
最近は13~14インチの持ち運び可能な軽量モバイルノートパソコンが人気ですが、家の中でしか使わないのであれば15~16インチの大画面タイプが見やすくておすすめです。テンキー付きモデルも選べて便利です。
ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080)が基本。縦に少し長いWUXGA(1920×1200)サイズのディスプレイを搭載したモデルも増えてきており、使いやすいと評判です。
その他のスペックの選び方


ノートパソコンの場合、外に持ち運んで使いたいのであれば本体重量にも注目です。
1.2kg以下であればカバンに入れて持ち運んでも苦にならないでしょう。国産モデルには1kgを切る超軽量モデルもあるのでおすすめです。
また、接続ポートの数や種類も購入前にチェックしておけば、あとで余計な周辺機器を買い足すこともなくなりますが、初心者の方はあまり気にしなくてもいいでしょう。
あとはWebカメラの有無やキーボードバックライトなど、自分の使い方に応じたこだわりポイントも細かくチェックしてみるといいでしょう。
自分にぴったりな中古パソコンを選ぼう
以上が自分に合った中古パソコンの選び方のポイントです。
ご理解いただけたでしょうか?



わかったような、でもわかんないような



実際に買うときにもう一度読み返してもらうといいかもね
細かなスペックの違いまですべてを覚える必要はありませんが、購入時のチェック用として使うなど、中古パソコン選びの際の参考にしていただければと思います。
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主な中古パソコンの購入先


パソコン本体の選び方についてご紹介してきましたが、ここからはもうひとつのポイント「信頼できる購入先を選ぶポイント」について解説していきます。
まずは中古パソコンがどこで買えるのか?主な中古パソコンの購入先とそのメリット・デメリットをご説明します。
メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイト
中古パソコンに限らず、中古品の購入先としてメルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトを思い浮かべる方も多いでしょう。
フリマサイトは節約好きな方にとって手軽に利用できる身近な存在ですが、中古パソコンについては、いい商品を見分けることのできる「目利き」が必要な、中・上級者向けの購入先です。
フリマやオークションに出品されている商品の多くは「ノークレーム・ノーリターン」。保証などはついていません。
変なものをつかまされるリスクも含めて楽しめる(?)ガジェットマニアにとっては面白い購入先ですが、初心者の方にはおすすめしません。
Amazon・楽天・ヤフーショッピングなどの大手通販サイト
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング等の大手通販サイトでも中古パソコンを購入可能。Amazonのサイトで「Amazon整備済み品」というタグのついた中古パソコンをご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょう。
これらの通販サイトで中古パソコンを販売しているのは一般の中古販売業者。Amazonや楽天が直接販売しているわけではありません。
さまざまな業者が登録していて、その中にはいい業者もいれば悪い業者もいる「玉石混交」という状況。かなり悪徳な業者も多いのが実情です。
しかもショップごとにまとまっているわけではなく、表示される商品情報も各サイトのフォーマットで統一されているため、業者の善し悪しを判断することは難しいでしょう。
結論として、Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング等の大手通販サイトで中古パソコンを買うのはおすすめしません。
街のリサイクルショップ
ご近所のリサイクルショップでも中古パソコンを売っているのを見かけたことがあるかもしれません。
街のリサイクルショップは、商品の入荷タイミングによっては掘り出し物を見つけられることもありますが、そもそも在庫が安定しない点が大きなデメリットです。
また、リサイクルショップで取り扱っている商品はとても多岐にわたるので、スタッフの中古パソコンに関する知識はあてにできません。
掘り出し物を求めるマニアな方には魅力的な購入先ですが、初心者の方にはおすすめできません。
大手家電量販店
大手家電量販店でも中古パソコンを売っている場合があります。
大手家電量販店は経営母体がしっかりしている点、全国展開している点など、ショップとしての信頼性が抜群というメリットがありますが、常に中古品を取り扱っているわけではありません。
店頭展示品や長期在庫品が中古として店頭に並ぶ場合もあり、そういった商品を見つけられればラッキーですが、実際に店舗に行かないとわからないというのが難しいところです。
ただし例外はあります。それがビックカメラグループの「ソフマップ」が運営する中古パソコンショップ「リコレ!」です。
全国のソフマップ店舗で販売している中古品をデータベース化し、全国どこからでも購入可能にした中古品専用の大規模オンラインショップです。
パソコン有償譲渡会
みなさんは「パソコン有償譲渡会」というのをご存じでしょうか?
一般社団法人日本電子機器補修協会(略称JEMTC)という団体が行っているイベントで、全国各地の公共施設などの会場で中古パソコンを販売(同団体は「有償譲渡」と言っています)しています。
この「パソコン有償譲渡会」は、さまざまな噂が飛び交い、あまりいい評判を聞きません。
当サイトでも同団体のWebサイトに公開されている情報から検証してみましたが「よくわからない」というのが実情。
スペックが不明瞭なパソコンをわざわざお金を出して譲渡してもらう理由はみつかりませんでした。
パソコン有償譲渡会はおすすめしません。
中古パソコン専門店
最後にご紹介するのは「中古パソコン専門店」。当サイトイチオシの購入先です。
文字通り中古パソコンを専門に扱うショップで、それぞれ独立した自営のオンラインショップを設けているのが特長です。
豊富な在庫と品質管理、保証内容を誇りますが、圧倒的に知名度が低いのが弱点。
この「知られざる名店」については、このあともっと詳しく解説します。
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おすすめは中古パソコン専門店


中古パソコンを安心して購入するには、信頼できる中古パソコン専門店から買うのが一番確実です。
中古パソコンはさまざまなところで購入が可能ですが、初心者を騙すような良くない業者ばかりが目立ち、そのために「中古パソコンはやめとけ」「初心者向きではない」という評判が立ってしまうのです。
ここでは中古パソコン専門店が他の購入先とは違う、おすすめの理由を5つご紹介します。
理由①|独自のオンラインショップ
中古パソコン専門店の多くは自社独自のオンラインショップで販売を行っています。
メルカリや楽天市場、ヤフーショッピングなどにも出品している業者もありますが、自社サイトのオンラインショップからの購入がおすすめです。
自社サイトでは販売手数料などがかからないので、価格や保証、送料などの面で大手通販サイトよりもいい条件で販売されていることが多いようです。
また、大手通販サイトのようにいい業者も悪い業者も混ざった状態ではないので、安心して購入が可能です。
新品同様の商品から価格の手ごろな商品まで、独自ルートで仕入れた中古パソコンを幅広く販売しています。
理由②|独自の仕入れルート
パソコンは家電量販店などを通じて個人のみなさんに販売される個人向けモデルと、企業などの法人向けに販売・リースされる法人モデルの2つにわけられます。
中古パソコンの多くは、企業向けの法人モデルが中心になっています。
個人の場合、パソコンは基本的に「使えるあいだは使う」という方が多いでしょう。スマホのように「機種変更」というようなシステムがないため、個人向けのパソコンは中古品の流通ルートが確立されていません。
また、調子が悪くなってから手放す人が多いため、良質な中古品が仕入れにくい面もあるようです。
それに対し企業などではリースやレンタル契約でパソコンを利用することも多く、3~5年ごとに計画的にパソコンの入れ替えが行われています。
中には酷使されたパソコンもありますが、丁寧に扱われたものも多く、個人向けに比べ程度のいい商品を安定して仕入れられるのが法人モデルのメリット。
こうした下取りやリース返却で返ってきたパソコンを整備して再販するのが中古パソコンの流通のしくみとなっています。
中古パソコン専門店の中には系列にリース会社やリサイクル会社を持っていることも多く、独自の仕入れルートから良質な中古品を安定して提供することができています。
理由③|独自の品質管理
仕入れた商品は、各社の基準にのっとり厳重に品質管理されています。
まずは情報漏えい防止の観点からデータの消去とディスクの初期化、ウィルスチェックが実施され、その後クリーニングと動作確認ののち、在庫として管理されます。
企業から直接中古パソコンを仕入れているショップや、各自治体に登録されたリサイクル業者から仕入れを行っているショップであれば、仕入れ元企業に対する責任も生じるので、情報漏洩えいや非正規ソフト利用、ウィルス感染の心配はありません。
理由④|独自の商品ランク
品質チェックが済んだ商品は、ショップ独自の基準に沿った商品のランク付け(グレーディング)が行われます。
外観のキズや汚れ、使用感などがチェックされ、A/B/Cランクや良品/並品というようなユーザーが分かりやすい形で商品をランク分けしています。
同じ年式・型式のパソコンでも使われ方によってコンディションが異なる中古パソコンですが、こうしたランクわけによって「当たりはずれ」のない安心した商品選びができるようになっています。
理由⑤|独自の保証
中古パソコンの場合メーカー保証は切れてしまっていますが、ショップ独自の保証をつけていることも多いです。
保証期間や保証内容は各社まちまちですが、中には1~3年というメーカー保証と同等以上の内容でサービス提供しているショップもあります。
中古パソコンを購入する際は、保証期間や内容もよく確認してみましょう。
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信頼できる中古パソコン専門店の選び方


中古パソコンは専門店から買うことで、そのリスクをかなり軽くすることができますが、専門店であればどこでもいいというわけではありません。
信頼できる中古パソコン専門店の選び方のポイントは以下の5つです。
選び方のポイント①|商品ランクが明確
中古パソコンは個体ごとにコンディションが異なります。
同じ年式の同じモデルでも、使われ方によってキズや使用感、バッテリーの減り具合がことなることから「当たり外れが大きい」「中古パソコンはやめたほうがいい」とよく言われるのは事実です。
しかし信頼のおける中古パソコン専門店の多くは、独自の「商品ランク」を設けて品質を管理しています。
「新品同様/良/並」や「S/A/B/C」など呼び方はショップによってまちまちですが、それぞれ評価基準を設けてランク分けすることで、安心して中古パソコンが選べるようになっています。
中古パソコン専門店を訪れた際には商品ランクの有無を確認して、明確な商品ランクが設けられていないショップはいったん候補から外してもいいでしょう。
選び方のポイント②|CPUの世代表記が明確
パソコンの頭脳である重要パーツCPU。パソコンに詳しくなくても「Core i5」とか「Core i7」といった名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
「Core i5」や「Core i7」といったCPUの型番はパソコンの性能を知るうえでとても重要ですが、中古パソコンにとってそれ以上に大切なのがCPUの「世代表示」。型番の後ろに続く4~5桁の数字で確認できます。
CPUの世代表記は中古車で言ったら年式、中古マンションで言ったら築年数に相当する重要な情報です。
2025年10月にはWindows 10の更新がストップするので、これから中古パソコンを買うならWindows 11の正式サポートを受けられる第8世代以降のインテルCore iシリーズをおすすめします。
中古パソコンに多いインテルCore iシリーズのCPU搭載モデルの場合、スペック表のCPU欄に「第8世代」と書かれているもの、もしくは「Core i5-8250U」など、型番の後の4~5桁の数字が8000番台以降のものを選ぶといいでしょう。
選び方のポイント③|Windows 11の取り扱いが正しい
先ほどCPUの欄でもご説明しましたが、Windows 10のセキュリティアップデートが2025年10月で終了になります。
これから購入するのであれば、Windows 11に対応した中古パソコンを選びましょう。
中古パソコンで流通の多いインテルCore iシリーズの場合、第8世代以降が正式にWindows 11へのアップグレードに対応したモデルとなりますが、中には動作条件を満たしていないパソコンに、裏技を使ってwindows 11をインストールし「Windows 11インストール済み」と銘打って販売しているショップもあります。
こういったインチキなWindows 11搭載モデルを販売するようなショップからは購入しないようにしましょう。
当記事でおすすめするショップであれば、Windows 11に正式対応したモデルしか販売していないので安心です。
各サイトのWindows 11特集ページか、サイトの検索機能で「Windows 11」と検索してみてください。
選び方のポイント④|Microsoft Officeの取り扱いが正しい
新品のパソコンには「Office付き」と称してMicrosoft Officeのライセンスが付与されている商品が販売されていますが、中古のMicrosoftのOfficeは正規ルートで入手できる商品として存在しないはずです。
新品時にバンドルされていたOfficeライセンスが未使用のまま残っていたり、新品のライセンスが未使用で在庫されていたりするケースもあるのかもしれませんが、ケースとしてはかなり稀だと思われます。
Microsoft Office 2021(やそれ以前)がインストール済みで販売されているパソコンは、かなり怪しいと考えてください。
海賊版か、法人向けや海外向けのボリュームライセンスを不当に利用している不正利用品の可能性が高いです。
不正利用ソフトとともにウイルスやマルウェアがインストールされている危険性もあり、大変危険。こういった商品を売っているショップから買うのはやめましょう。
当サイトでご紹介している多くの販売店では、高価なMicrosoft Officeを付属しない代わりに、互換ソフトである「WPS Office」などを販売・場合によってはサービスで付属しています。
ひとまずこれを使ってみて、不満であれば正規ルートからMicrosoft Officeを購入するようにしましょう。
選び方のポイント⑤|バッテリー残量の明示があればベスト
中古のノートパソコンに搭載されているバッテリーは新品時より少なからず劣化しているので、バッテリーコンディションの善し悪しは性能以上に大事といってもいいでしょう。
しかし多くの中古パソコン専門店ではノートパソコンのバッテリーは消耗品としてとらえられ、保証の対象外となっている場合がほとんど。
バッテリーの劣化や保証対象外を理由に、中古パソコンを嫌う方が多いのは事実です。
ですが中には、80%以上のバッテリー残量の商品しか取り扱わないQualitや、バッテリー残量をスペック表に明示しているBe-Stockといったショップもあるので、こういったところから購入すれば安心です。
信頼できるおすすめ中古パソコン専門店5選


数ある中古パソコン専門店の中から、本当に信頼できるおすすめのショップを5つご紹介します。
特に最初にご紹介するQualitとBe-Stockは、先ほどご紹介したチェックポイント5つをすべてクリアした最もおすすめのショップです。
おすすめ専門店①|Qualit(クオリット)


Qualitの概要
大手運営の安心感/ワンランク上の品質管理が魅力
- 大手通信商社「横河レンタ・リース」が直接運営する中古パソコンショップ
- レンタル用に自社購入した中古PCを販売するため調達コストゼロ。安価で販売可能
- 毎日大量入荷する中古PCからいいものだけを厳選して販売
- 他社よりワンランク上の厳格な品質基準
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
セール品有 | 厳選商品 | 1年間 | 1万円以上無料 | 大手商社運営 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
在庫豊富 | 常時在庫 | 取扱なし | 業務用WS | 取扱なし |
\業界基準を超えた厳格な品質管理!/








おすすめ専門店②|Be-Stock


Be-Stockの概要
法人モデル中心でThinkPadに強い!
- 企業・団体へのシステムインテグレーション事業を展開する「アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社」が運営
- レノボのThinkPad専門の専門店と、その他の中古パソコン専門店の2店舗
- 1993年設立の実績ある中古パソコンショップ
- 法人モデル中心だがMacやiPadの在庫も豊富
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
良レベル | 明確・詳細 | 1年間 | 1,100円 | 30年の歴史 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
在庫豊富 | 常時在庫 | 多少あり | 在庫なし | 常時在庫 |
\1年保証!30年の実績!/




おすすめ専門店③|PCWRAP


PC WRAPの概要
業界最長3年間保証!安心で選ぶならここ!
- 中古パソコン販売歴20年の老舗
- 運営は「株式会社エスエヌシー」システム開発やITシステム構築・運用、リユース事業を展開
- 業界最長の3年保証
- 全商品にWPSOffice2を無料で付属
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
普通レベル | 普通レベル | 業界最長3年 | 9,999円以上無料 | 販売歴20年 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
在庫豊富 | 常時在庫 | 取扱なし | 業務用WS | 取扱なし |
\業界最長3年保証!販売歴20年!/


おすすめ専門店④|IOSYS(イオシス)


イオシスの概要
MacやiPad、Apple製品の在庫一番は一番!
- 秋葉原や新宿、大阪、名古屋、福岡、神戸など、全国13店舗
- 「けっこう安い」が目印の中古ショップ
- 個人向け商品に強い。MacやSurfaceといったおしゃれなパソコンの在庫が多い
- スマホやタブレットの在庫も豊富
- 「けっこう高い」買取もおすすめ
- かんたん評価
コスパ | 品質 | 保証 | 送料・納期 | 信頼性 |
普通レベル | 独自ランク明確 | 3か月 | 970円~ | 実店舗が有名 |
- 取扱商品(品揃え)
Windows | Mac | 個人向けPC | ゲーミングPC | スマホ・タブレット |
常時在庫 | 在庫豊富 | 在庫豊富 | 多少あり | 在庫豊富 |
\「けっこう安い」でおなじみ!/


おすすめ専門店⑤|JUNK WORLD
中古パソコン選びでよくある質問


ここまで解説してきた中ではカバーしきれなかった細かな疑問点について、Q&A形式で解説していきます。
\絶対に失敗しない/
まとめ|絶対失敗しない中古パソコンの選び方


絶対失敗しない中古パソコンの選び方について解説してきました。
中古パソコンの正しい選び方は「自分に合った商品を信頼のおける購入先から買う」というとてもシンプルなもの
日常用途であればWindows 11正規対応モデルを買っておけばOK
ビジネス用途、クリエイティブ用途など使い方次第で高性能なモデルを選ぼう
中古パソコンは信頼できる中古パソコン専門店から買うのが正解
バッテリー状態を明記している「Qualit」「Be-Stock」の2店が特におすすめ
中古パソコン選びは購入先選び。
信頼できるショップから買うことで、中古パソコンの購入リスクはほとんど回避可能です。
この記事がみなさんの中古パソコン選びの参考になれば幸いです。
\絶対に失敗しない/



